「今の俺には、男として、父親として、息子に教えてやれることが何もない・・・。」
ある日、酔っ払って帰ってきた主人が突然こんなことを言い出しました。
「そうだね。」
私のこの言葉を聞いてそのまま"ふて寝"してしまった主人。
だって・・・
トイレの綿ボコリをゴキブリだと勘違いして悲鳴を上げながら飛び出してくるし。
夜中に物音がしたと騒ぐから見に行った時は、TVのリモコン握り締めて(無意味!)私のだいぶ後ろで待ってるだけ。
息子がカナブンの死骸を嬉しそうに見つけて持ってきた時は、とたんに見ないふり。
そりゃ、ふて寝されたってフォローの言葉も見つかりませんよ。
後日
よくよく話を聞いてみると、いつか息子に釣りくらいは教えてやれる父親になりたいと、週末は友人に"海釣り"へ連れて行ってもらうのだと。
ということで、彼らの本日の収穫がコチラ
太刀魚6尾と、鯖が4尾。
照り付ける太陽の中(この日焼け!)、大奮闘だったようです。
鯖は、味噌煮と塩焼きに
太刀魚は、梅・チーズ・大葉を巻いてフライにしました。
そして、最後の〆は・・・
焼きおにぎりの上にほぐした塩鯖をちょっとのせて
太刀魚のアラと鰹節でとったお出汁を注ぎ、葱・生姜・大葉の薬味をのせてお茶漬け風に!
―贅沢な魚の旨味と、焼き目の香ばしい風味が絶妙にマッチする一品となりました。
さて
この"〆もの"を待たず、またもや食事の途中で寝てしまった息子。
彼には翌朝の朝食に同じものを作りました。
昨夜食べ過ぎてしまった私は、ただ隣で息子の食べている様子を見ているだけです。
そんな私に気付いた彼は・・・
「んまんま、ふん!!」(※ごはん、どうぞ!!)
って・・・
それ、あんたがメチャメチャ咀嚼したやつですけど?
―男らしくなんてならなくてもいいから、そのまま優しい子に育ってね。




















