ルールルルルル | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

もういい加減にして欲しいと、誰もが願っているだろうけど、今日も油断ならない天気。

まぁ元々土日は大概仕事だし、休みでも人混みが嫌いなので遠出はしないんだけどね。

それでも、身体を動かさないと調子が狂っちゃうから、

気乗りしないけど、いつもの金川の森へ。

おぉオオヨシキリの声が響いてる。

そうだ、今季はオオヨシキリを撮りに行ってない。

じゃじっくり腰を据えて探すか…と、河原を眺めると…

「えぇ〜アレは…狐じゃないか〜い。」(黒板五郎風)

金川の対岸をトコトコ歩いとる。

あらっビックラタマゲタ。向こうは見られてるなんて露ほどにも感じていないだろう。

「ルールルルルル。」と呼ぼうかと思ったが他に人がいたから止めた。

頭の中では、中島みゆき嬢の「キツネ狩りの歌」が流れている。

狐の直ぐ横をオジさんが散歩してるが、気づいていないようだ。

う〜む。さてはアレも狐ではあるまいか。

あぁ…茂みに消えた。

直ぐ下にはアオサギ。コイツも人を化かすかもしれん。詐欺だから。

小学生(ボーイスカウトか)が叫び走り回っている。

ぃゃ子狐かもしれない。眉に唾をつけて通り過ぎるのを待とう。

ほたる池からの流れがやっとココまで伸びてきた。

一ヶ月で10mくらいかのう。

そうだ。金川が草茫々なのは、

管理職員が全て狐に取って代わられてるから。ってことは考えられないかな。

そして、ほたる池の辺にホタルブクロ咲く。

あら。ノアザミ随分と未だ咲いてるじゃないか。

瞬時に脳内BGMが「アザミ嬢のララバイ」に替わる。

白花も残ってる。

おっコイツはツチバチっぽいな。

帰宅して調べたらキンケハラナガツチバチらしい。見たマンマだな。

オッと足元に泡あわ。アワフキムシの季節ですなぁ。

カマキリの赤ちゃん探すも見当たらず。

ん…黄金虫…ドウガネブイブイじゃないかな。

ノイバラの咲く季節になりました。

横ではシロテンハナムグリが営みの真っ最中。

ハルジオンにもドウガネブイブイ。

触ったら糞された…でも、何でドウガネブイブイって言うんだろ。

ドウガネは銅金なんだろうけど、ブイブイって何だ。

ぉ、ベニシジミだ。

ベニシジミもチョコチョコ見られるようになったね。

樹液巡りって云うほど出てる木が少ないんだけど、

幹の窪みは要チェック。

出て来て頂いたらオサムシだった。クロナガオサムシだろうか。

コッチのは確認出来ず。

ココもやっぱりシロテンハナムグリしかいない。

ハハコグサが咲いてる。

母つながりで、ママコノシリヌグイ。

ツユクサ元気ないなぁ。

ミツバチは健在。元気に活動していた。

クロハナムグリ居た。

貪るように花を食べている。

またドウガネブイブイ…さっきのと同個体かな。

ブイブイは飛び回るって意味らしいです。カナブンのブンと同じだって。

お…やっとコミスジ。最近少見掛けないなぁ。当たり前に居た蝶なんだけど。

最後にまたオオヨシキリを探しに歩いたが…鳴き声も少なく遠くなっちゃった。

もう午後1時近いしな。お腹が空いたので帰りましょう。

で、踵を返したらベニシジミ。

ノビルの花が線香花火のようだ。

タマには手前をボカシて撮ってみたりして。

コウイウ花ガ好ミナンデス。