山梨の昼は紫 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

「長崎の夜は…だろッ」て突っ込んでくれた方、ありがとう。

 

瞬く間に駆け去った四月。

風薫る五月を迎えたが怒涛のように仕事は続く(ありがとうございます)。

GW中、一日だけ空いていた、この日。

満を持して乙女高原へ。

麓は晴れていたが峠から上は霧が立ち込めていた。

雨が降ってないだけましか。タチツボスミレは咲いてるけど…

しとどに濡れている。↑赤斑入ってるね。

おぉ、これはアケボノスミレだろうか。

あ〜来週だったかなぁ。せめてお日様が顔出したら違ったかな。

幻想的と言えば言えるけど。

樹下で雨粒が直接当たらない場所では、なんとか開いてるのがある。

お〜〜〜〜エイザンスミレ咲いていた。

シェルターに入ってるかのようなのも。

これはよく開いてるが…

いやはや続々と咲いている。

早春の菫。色が良いなぁ品があって。

雫付きもまた良しだが。

ひと周りして戻ってきたら、もうチョッと開くかしら。

じゃあ湿原を散策して戻ってこよう。

その前にマメザクラ(かな)眺めて。

青空も見えているのにな〜。

あータゴガエルの声が聴こえる。

絶対に此処に居る。

此処からも聴こえるのに姿は全く見えない。一度も鳴いてるの見たことない。

クリンソウは芽生えたばかり。

流石に何も咲いてないか…盆地で真夏日が記録されたことで、山野草感が狂ってる。

おーサンリンソウが咲いてる。

クリンユキフデも。

チッチャ。

探せば結構あるな。

サンリンソウもポチポチ出て来た。

うわぁ再び霧が立ち込めた。

こんな時に熊に会うんだよね。本当に気を付けないと。

コバイケイソウの芽が出ている。先っぽを食べられてるのもある。

あ〜ヒメイチゲ発見。

ずぶ濡れだけど。

横にクリンユキフデ。

う〜ん周りを探したがヒメイチゲは見当たらないな。

木道の所まで来ちゃった……。

ぁ、ミヤマスミレだ。

 

濡れた苔に映えるね。

ヒメイチゲもポチポチあった。

一旦林道に上がる。扨、この上が以前、熊さんに会った場所。緊張するなぁ。

あ〜良い感じのエイザンスミレ。

え〜と…これもミヤマスミレだよね。

カラ系の鳴声が頭上から…逆光でよく見えないな。

たぶんヒガラだな。

木道と車道の堺にはサンリンソウが結構咲いていた。

じゃ高原に戻ろう。

道道ミヤマスミレが咲いてる。

ん…これは葉の形が違う。

花弁の色も濃い。アカネスミレだな。

これで今日は4種類の菫に会えた。

じゃあ、さっきのエイザンスミレが、もう少し開いているか観に行こう。

う〜ん、さして変わらんか。

少し立ち上がってる気はするけど。

これはチョット開いてる気がする。

じゃあ、これを今日のNo.1アイドルに任命しよう。

ではでは、帰りますか。

あ〜マイヅルソウ蕾出ておる。

一雨ごとに季節は進むよ。また次回。

帰路、焼山峠を越えて暫く降りると、なんか喉元が赤い鳥が飛び上がった。

ちょっと先が路肩が広くなってたので、停めて走って戻る。

この辺に入ったんだけどなぁ…あ〜居たんだけど、薄暗くてピンボケしか撮れなかった。

その時はキビタキかと思ったが、帰って確認したらノビタキかもなぁ。

残念なことをした。

昨年塩平の上の渓流沿いの森が切られていたけれど、

やっぱり土砂流れちゃうよなぁ。

ラショウモンカズラが咲いていた。

やはり、日当たりが良くなったり、風が抜けたり、環境がだいぶ変わったからだろう。

あら、マルバスミレかな。

麓はすっかり晴れ間が広がっていて暑いくらい。

そこら中に藤や桐の花の紫が散らばっている。

環状道路近く。あまり桐の花を近くで撮る機会はないので。