憧憬 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

甲府盆地の桜に桃、李が扇状地の上から下まで一気に咲いてしまった。

朝方冷えたかと思えば日中は初夏の陽気だし、

だからといって油断していると突如風が強く吹いたりする。

なんだか、季節感が無茶苦茶で戸惑うばかりだ。

そんな戸惑いの中で、武田の杜の様子を観たい。

いつもならアレやコレや咲いているはずだが…果さて。

一番手はキランソウ。陽光暖かく良い滑り出しだ。

ミヤマセセリがアッチでもコッチでも翔んでいる。

満開の桜をヤマガラが啄んでいる。

早春の菫、アカネスミレが咲いている。

日当たりの良さそうな斜面を眺め眺め観て歩く。

お〜お目当てのひとつ、ジュウニヒトエがあった。

咲き始めで小さいけど、この時期仕方ないかな。

もうひとつ。

その咲きは毎年アカネスミレが多く観られる場所。

沢山咲いていて嬉しいが、例年より一週間遅い風景だ。

昨日の雨で泥がはねて汚れてるのも多いな。

割と綺麗めをチョイス。

今日は空が澄んでいるなぁ。

富士山がこの暖かさでスッキリ見えるのは珍しいんじゃなかろうか。

Facebookのカバーに使えるんじゃないかと思って、

サイズを変えて色々撮ってしまった。

あぁ…ルリタテハが折角居たのに翔ばしてしまった。

ひと廻りして、もう一度来てみよう。

おっツグミが未だ居た。まぁ例年通りだけど…今季は帰郷するタイミングが分からないのかな。

キタテハやテングチョウの姿は見えない。

ミヤマセセリばかり。

行く先々で翔び交っている。

一段下の遊歩道へ。

やっとイカリソウ一株見付けた。

カサカサッて枯葉が鳴る。カナヘビかも。

その方向をキッと睨むと、カナヘビ止まってる。

慌てて逃げようとしたら滑り落ちた…呆然としている。寝ぼけているのかなぁ。

ここからの富士山も良いなぁ。

どのサイズが良いかな。

この近くの水たまり。カエルの卵の様子はどうだ。

あーまだ孵ってない。

アレレッ、奥ではもう泳いでるぞ。

ほぼヒキガエルだね。

楓の花が咲いている。

足元に小さなジュウニヒトエ。まだ半分の六単くらいかね。

尻尾の尖った黄色と黒の蝶がヒラヒラ舞っているぞ。

もしかしてギフチョウ…いゃまさか…あぁホソオチョウかな。

アゲハチョウ(ナミアゲハ)でした。でも、嬉しいよ。

芝生広場の下まで戻って参りました。例年ならイカリソウがイッパイ咲いてるんだけど…

あ〜フデリンドウ咲いてる。

ちっさいし花ひとつだけだけど嬉しいよ。

ぁ脇に開きかけのがある。

やはり、山野草の花は一週間は遅れてるな。

アカネスミレが元気だもんね。

では、満を持して例の奴を観に行きますか。

出来るだけ気温が上がってからの方が良いと思って、

後からにしたんだ。現在12:00。

グワァ〜〜〜〜〜〜ン残念。

エビネひとっつも、

咲いてないやん…ないやん…やんやんやんやん

そりゃ嫌な予感はしていたけれど。

全滅とは思わなんだ。潔くまた来週来よう。

じゃ片山に登って帰るか。

山桜越しの富士山がびゅーてふぉ〜。

こっちにもアカネスミレぞろぞろ。

あー去年も此処で観た。

ヒトリシズカ。

ヒトリシズカがこの状態なら他は推して知るべしだな。

でもさ、エビネが咲く来週だけに来ていたら、このヒトリシズカには会えなかった訳でしょう。

だから、コレデイイノダ。

おっ森林学習展示館復活してる。

その脇から南アルプスがド〜〜ン。

今年こそ此等の頂きを踏むのだ。

八ヶ岳もド〜ン。オキナグサ観に行かなきゃ。

あ〜北アルプスも見えてる。

ここは、あこがれで終わりそうだけどね。

あっでも、ルリタテハの場所にもう一度行かないといかん。

クサボケは咲いてるね。

またカサカサいった。

今日はよくカナヘビに会える日だ。

お〜ルリタテハ居たいた。3頭居た。もつれ合ってナカナカ撮れない。

やっと1頭近くに来た。

落ち着いてくれた。鮮やかだなぁ。

そうそう。いつも岩の窪みの水溜りに蛙の卵あるの今年はどうだろう。

あ〜孵れてないな…あっ親が居たのに気が付かずに潜られてしまった。

暫く離れて待ってたら浮かんで来るかな。

あ〜浮かんできた。

ヤマアカガエルだよね。

今日はエビネ以外は撮りたいものが全て撮れたな。

来週が更に楽しみ。今度こそ帰るぞ。

あら、またカナヘビ。

本に良い日和だ。

カナヘビ日和とでも言おうか。

おぉそこへ繋がったままでビロードツリアブが飛んで来た。

一瞬の恋の季節。

最後にテングチョウが来てくれた。

けど、羽を開いてはくれなんだ。