タデタデタデガハエ | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

台風がたて続けにやって来て彼岸明け。

秋分の日には、相応しいイベントの相応しいステージのお手伝いをさせて頂いた。

終わって清々しい気持ちになる仕事なんて滅多にあるものではない。

さぁ今日から再び精進を重ねねばと、気持ち新たに散歩へ。

お久の藤垈の滝。いつもは静かな境川が轟轟と音を立てている。

ウバユリの実が揺れている。

ヒガンバナはチョボチョボ。

コミスジが翔んでいる。

脚にチラリ赤が見える。クルマバッタモドキかな。

足元にフラリとクロヒカゲ。

先日の豪雨で殆ど流されたと思ったら、

しっかり踏ん張っていたフクロツルタケ(だと思うけど)。

あぁ遥か遠くに豹紋蝶。

何ヒョウモンだ…ミドリヒョウモンかなぁ。

コミスジは度々現れる。

何かが草藪の中を駆け下りて来た。それを追うオレンジ混じりの黒い奴。

飛び掛かる蜂に逃げ廻る蜘蛛。激しいバトルを目撃。

逃げおおせた蜘蛛がこいつ(見にくいけど)ハシリグモかね。

ハンターはこちら。オオモンクロクモバチ。蜘蛛を幼虫の餌にするんだってさ。

再びのクロヒカゲ。目の前に出て来た。

河原に降りたらイヌタデが広がっていた。

ミゾソバの白花がキラキラと美しい。

イヌタデも白いのがあった。

ミゾソバ通常のピンクの花。

小さいけど精緻だ。老眼には辛いが。

清流の飛沫をバックに。

なかなか良いのが撮れたぞと自画自賛。

こちらにはミズヒキ。

これも蓼科なんだよね。

蓼タデたでのオンパレードだ。

ツリフネソウはツリフネソウ属ツリフネソウ科。

見送られながら藤垈の滝を後にする。

彼岸花の群生する古墳が近くに有るのを想い出したので、

久しぶりに訪れてみる。

地蔵塚古墳。

壮観だね。

ちょいと気味悪い雰囲気もあるけれど。

美しさと妖しさは紙一重だな。

歩き足りないので、金川の森へ。フジバカマ咲いてる。

ハナムグリがいるね。コアオハナムグリ。

コスカシバも写ってた。

こっちのが緑でコアオハナムグリらしいな。

キツネノマゴの中に蜂…か…な。

フジバカマに目もくれない…シロオビハラナガツチバチかね。

こいつはオオチャバネセセリね。

ツチイナゴ。

食事に夢中で近づいて撮っても全く意に介さない。

見上げたら木通。

まだまだ青い。

前回スズメバチに乗取っとられた蜜蜂の巣を見に行くも、やはりダメだった。

こちらは大丈夫。襲われたのと何が違うのかな。

日当たりとか風通しとか。

金川も日陰蝶ばかり。これはナミヒカゲかな。

ショウリョウバッタ飛んで出て来た。足片方無いけど。

草叢の中にもいました。

ミヤマアカネ夏の残照日に透けて。

こんな名前はアンマリだシリーズでお馴染み、

ママコノシリヌグイ。

これもタデ科なんだよね。

オオイタドリも咲いていた。

神の手になるものだねぇ…これも又タデ科。

今日は蓼づくしだな。

空気が済んだ分日射しが強いけれど、

日一日と深まる秋を蓼で感じる。