春疾風 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

今年は、何時何処へ行けばどの花が咲いているか、

皆目検討が付かなかったが、ようやく分かってきた。

桜と桃を基準にしなければ良いのだ。

そこで今日は地元、笛吹市を巡回して山野草探しに行こう。

ところが朝から冷たい風がビュウビュウ吹き出した。

天気予報は午前中いっぱいだと言っている。

よし、取り敢えずチゴユリが咲いてるか見に行こう。

あら、咲いてた。

でも、カメラ構えるとビュウビュウ吹く。

こりゃどうしたものか。

ただひたすら止むのを待つしかない。

そして一瞬の空きを付いて撮る。

結構しんどい。

どうにか撮影を終えたが、すっかり身体が冷えた。

それでは花見台へ移動。桃の花の時期は過ぎて農家の方以外誰も居ない。

フデリンドウ蕾ばかり。ぁ…咲いてるのもある。

これはコレで可愛いが、やはり少し早いのか。桃の花はもう最上部まで終わっているが。

スミレも少ないなぁ。おっ、これはアカネスミレかな。

とりあえず上の第二展望台まで上がったが花は無い。

下りて第一展望台に向かう。いつもなら蕨が出てるんだけど…無いね。

あ〜。フデリンドウ開いてるわ。

ここ日当たりいいもんな。

きれいに4つも開いてると嬉しくなっちまう。

あぁ…芋虫に食われてると、帰って見て気づいた。

イカリソウが無いなぁって嘆きながら下りてきたら、

入口のフェンスの直ぐ脇に咲いてた。

何処見てんのかね。

後ろにクサボケ。

じゃあ、もう1ヶ所。稲山へ。

思った通りの場所にフデリンドウが出ていたが、

いつもニリンソウを撮る場所はどうだろう。

ちょぼちょぼだなぁ。ここのニリンソウは珍しく2輪揃って開くんです。

いつも、ここにはツボスミレも群生するんだけどな。影も形もない。やっぱ早かったか。

あとはムラサキケマンくらいしかない。よく見りゃ結構面白い花なんだけど。

ガッカリして駐車場所へ戻ったら……あらら。

ツボスミレじゃん。

なんだよ。灯台下暗しとはこのこと。

他の草に混じっちゃってるけど、

何はともあれ、めでたしめでたし。

イチリンソウは咲いてるかなって探したんだけど、花弁が破けたのが1輪あっただけ、

イカリソウと、

ジュウニヒトエがひとつずつ。

おぉ。

アケビの花が凄いや。

ホタルカズラはどうかな。

見当たらないな……前回エンレイソウ観た場所まで来ちゃった。エンレイソウの花は萎んでる。

おかしいな、戻ろう……ありゃ…

疎らだけど毎年咲く場所にあった。

なんで見えなかったんだろ。

山の何かの悪戯か、はたまた年の性か。天狗の仕業ではないよな。

花ばかり撮っていて、あまり運動になっていないので、

最後に金川の森を歩きましょう。久しぶりだなぁ。考えてみたら3月7日以来だ。

散歩記録を付け始めてから、こんなに間隔が空いたのは初めてだろう。

ミツバチは無事だった。

遠くでキジの声。あぁ…コジュケイがのんびり歩いてる。夫婦で散歩か。

毎年咲くノジスミレ。

キンランもあるんじゃないかな。これも毎年出る場所にちゃんとあった。蕾だけど。

それにしてもまだまだ草茫々の所もあって、管理がねぇ…酷いね。

そうだ、イチヤクソウの咲く場所、笹薮に埋もれてないかな。心配だから見にいこう。

よかった無事花芽も出てる。

昆虫はヨコヅナサシガメぐらいしか居なかったけど、

嘗てのホーム散歩場所。どうにかならんか。