ありがたい話だが散歩をする暇がない。
日のあるうちに空き時間がないのだが、
心身共に気だるさと重さが増していく。
そこで都内での僅かな隙を見付て、おなじみ林試の森公園へ。
あぁ…シャガが、もう咲いてる。
子供たちがボール遊び。折から黄砂が飛来して来ているらしい。埃っぽい。
沈丁花。白と、
紅が入ったもの。あふれかえる香り。
トイレの芳香剤の匂いと言った奴がいたが、それは本末転倒。
池に波紋が広がったので覗き込んだら、
ミシシッピアカミミガメ。今更驚きも呆れもしないが、
親子とは…外来種だって子を想う親の気持ちは同じなハズ。
たしか河津桜があったはずだが…
と着いてから思い出した。
圧巻、綺麗。だが気持ちが寄り添わない。
むしろ樹々の足元に咲く小さな花が良い。
セントウソウだろうか。
こいつは木苺っぽい。ヒメカジイチゴかなぁ。
サンシュユ咲いていた。住宅街で見ると地元で見るのとでは雰囲気が違う。
菫はないのかと探し回ったら最後に見付けた。
都会の公園では、つまるところ土の上を歩けない。