春、行きつ戻りつ | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

さぁ今日も洗濯して、
息子が帰省中に使ってた毛布洗っちゃったりしたりして、
そうして散歩に出かけようと思ったら、
空はドンヨリ…。
とりあえず薄いものだけ洗濯して一息ついてたら、
娘さんが二階から駆け降りてきた。
11時からだと思っていたバイトが9時からだったらしい。
ちょうど良いや。こちらも2時間早く散歩に行ける。
金川の森では、コブシが咲いていた。
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薄日が却って好都合。白い花弁がトバなくていいから。
しかし、日が射さないと肌寒いや。体感は冬に逆戻り。
シジュウカラが方方で囀っているけど、
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モノトーンな景色だな。
でも、ツグミが地面で跳ねている。
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春になったんだなぁって実感。
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舌っ足らずだが、ウグイスの囀りも聴こえる。
煩いのはガビだな。
エナガも居るけど遠いねぇ…
メジロも居る。なんとか写ってた。
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ジョウビタキのメスが出て来た。
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サンシュユは満開。
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今度はシロハラが地上で採餌してるのに出くわす。
ミミズ、ゲットだぜぇ。
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丸呑み。早っ。
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満足気。
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得意気。
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いつもにも増して、
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ドヤ顔である。
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キジが居た。コヤツ随分と、おっとりとしている。
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樹の下でイカルの集団が採餌している。
芝生ではツグミが跳ねている。
藪からチョコンッとジョウビタキ(オス)が顔を出す。
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土手にミッシリ、ホトケノザ。
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何処にでもある小さな花も、ここまで集まると壮観である。
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落葉を押しのけてスミレがヒョッコリ。
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マルバスミレ…か…それとも…、
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オトメスミレかなぁ。おー。良い株があった。
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と、その時ピィ~ヨ ピィ~ヨと鳴きながら猛禽が来た。
慌てたぁ~。尾羽根はトビじゃないように見えた。
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巣に入ったぁ~。何なに。
オオタカなら凄いことだが。
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まぁ、それはないわな。
出てったぁ。子育てしてるのか。
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この時点で肉眼ではシルエットしか見えていない。
ここに巣が掛かってるのは前から知っていたが、
カラスだろう位にしか考えていなかった。
猛禽の営巣地だスゲェーな。
あまりにも真下だったので、反対側から暫く観察してみることにした。
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中は見えないな。
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三十分くらい頑張ったが、戻って来ない。
しゃーねー今日は諦めるか。
戻って、先程のイカルの群れを観ていたら、
さっきのキジが再び顔を出した。
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廻り込んでみたら、河原に駆け込んで飛んだ。
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すると、その先の河原にもイカルが居た。
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気づくと日が照っている。
暖かい…毛布洗えばよかったかな。
するってぇと、猛禽が舞い上がった。
こいつか。こいつが巣を掛けてる奴か。
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舞い上がり方と尾羽根がトビだなぁ。
やっぱりトビかな。(この時点で巣に居た鳥の色は不明)
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その後も晴れたり曇ったりの繰り返し。
日が出たら春。雲が厚くなったら冬。
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カワラヒワも戸惑ってるのかしらん。
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おーっと今度は対岸からだけど、
巣から飛び立つところをシカと見たぞ。
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たぶんノスリだなぁ。
そーかそーか帰って検証しよう。
ツグミ君もご苦労さん。
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今日はやけにツグミとシロハラを見かけた日でもあった。
車に乗って駐車場を出たら…アッとまぁなんと。
眼の前をノスリが飛んでいく。河原の中の木に止まった。
車寄せて止めて駆け寄る。
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ノスリだねぇ。そうだねぇ。
ァ羽ばたいた。巣の方に去った。
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ブレてるけど、色調が春っぽかったので、
水彩画風にしてみた。
いやぁー。ささやかでドラマチックな散歩でした。