思親山 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

穏やかに晴れ上がって、
南アルプス、八ヶ岳、金峰山、大菩薩嶺と、
周辺の山々がくっきりと浮かんで手招きをしている。
盆地では李の花が咲き始めた。
山梨百名山全山踏破を目指し、
今年の第一座目の頂きを踏もうと心は浮き立つが、
家庭の事情で、思うように時間が取れない。
しかし、どうにか何とかしなければ、心が萎えてしまう。
そこで、百名山の中でも一番歩行時間が短く頂上に着ける、
思親山を目指すこととしょう。
ここなら雪も無いだろうしね。
ところがどっこい。
南部町内船から佐野峠までの林道は、
幅が狭く急坂で、登山口に着くまでに手間取ってしまった。
だが、着いた途端、駐車場からの展望に、思わず声をあげてしまった。
こりゃあ凄いぜ。
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もうこれで他には何もいらんね。
コッチの頂きは毛無山かな。
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本来順番からするとコッチなんだけどね。
それでは頂上に向かいましょう。
殆ど階段で楽チンだね。
おーっと、これはウルイ()かな。
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う~んバイケイソウ()かも…
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まぁ基本採取しないので良いんですが。
デカイ啄木鳥が幹を叩く音がする。
アオゲラか。アカゲラか。
今季はアオゲラを一度も観ていないので、
血眼(少しオーバー)で探す。
見つからない…。
檜の林の中からシジュウカラが飛んで来て消えた…。
登山口から40分ほどで頂上着。51座目。
ここからも絶景だねえ。
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富士山方向だけ、
木立がポッカリ抜けてるのが、不自然だけど。
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大沢崩れの方向から見るのは新鮮だなぁ。
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調子にのって目一杯ズームしてみる。
まだまだ厳冬期なんだなぁ。
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北の木立の間にチラッと見えるは荒川岳か。
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南南西のこれは白鳥山かな。
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一番目立ってたのは十枚山…かな。
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この後三月四月は南から攻めていく予定。
立ったまま握り飯を頬張っていると、
ヒラヒラとキタテハがやって来…んんん~
ヒオドシチョウか~。
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大分疲れてるけど、会えてよかった。早春の印。
では、15時には帰りたいから下りますか。
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途中の眺望が開けた場所では、
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富士の裾野が海まで見えた。
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倉本聰先生の、海抜0mから登らないで本当に登ったといえるのか。
との、話を思い出した。
そうだよなぁ。
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先程、頂上に先に着いておられたお姉様方と少しお話したが、
なんと内船の駅から、登って来たとのこと…。
う~ん…反省すること仕切りだが、
まぁ人それぞれ様々な事情があるわけです。
リタイアしたら、又もうひと廻りしますかな。
眼下には天子湖。行ってみたいなぁ。
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