初夏というには余りにも日射しが強すぎて… | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

タイトルは ふきのとう・山木さんファンには、
何となくニュアンスが伝わるかと…

閑話休題(ソンナコトハオイトイテ)

緊急事態宣言により閉鎖されていた、
いつもの散歩場所の駐車場が、今日から使えるようになった。
未だまだ油断は出来ないが、それでも胸張って歩けるのは、ありがたい。
もうねニセアカシアは咽返るように咲き誇ってるし、
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ナワシロイチゴも咲いている。
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オオジシバリは広がって、
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ノイバラも咲き乱れ、
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あぁスイカズラも咲いてる。
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アヤメも一つだけだけど見つけた。
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それにしても暑い。
ナ・ナ・なんと33℃あったらしい。
カワトンボを撮影していたら(何やら尾をフリフリしていたが)
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ガサッと音がしたので覗いたら、ニホントカゲの子が居たぞ。
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おぉ帰って画像をチェックしたら何か食ったところだった。
何かね。
ハッカを観にいったら(花は未だ)
蜘蛛が…う〜んコモリグモが近いかも。
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ホオジロがお気に入りのソングポストの桐の梢で
一所懸命囀ってる。
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この緑の小っさな花はなんだ。
コクサキに似てるけど匂わんな。ゴンズイかな。
う〜〜んツリバナかも。
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あん。この小さいピンクの花は何だ。
今まで見たこと無いぞ。葉は撫子かカーネーションみたい。
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やっぱり帰化植物。外来種のイヌコモチナデシコだった。
近くに生えてたオオキンケイギクは抜いてきたんだけど…な。
これも外来種のツルマンネングサ。
すんごく蔓延ってて一面黄色で眩しいくらい。
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前回もチェックしたイチヤクソウ。
今年は早く沢山咲きそうだ。
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んん。こいつ何だ。
調べたらヒゲナガカワトビケラっちゅうそうだ。
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扠。久々なので今回はロングコースバージョン。
北の端から歩きだして南端まで行って戻る。
途中のトイレに寄ったら、手洗い場にカタツムリがおった。
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つまみ出して撮影後木立の涼しそうな場所へ戻す。
いやはやこの暑さじゃ夏眠する気候だろう。
と、その木立にゴイシシジミが2頭。
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こいつもジッとしてる。そうだろうなぁ。
バタバタと足元から飛び出したのはツチイナゴ。
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こいつは成虫で冬越しするんでデカイんだな。
ぉコゲラさん(庄野潤三先生に習って、さん付けで呼ぶ)だ。
小鳥たちに会うのも久しぶり。
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他にアカゲラかアオゲラの様な大きなドラミングも聞くが、姿は確認出来ず。
おっと危ないスズメバチが活動し始めていた。
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さっきはクロスズメバチが脇を掠めていった。注意注意。
おぉヒラヒラ草叢を飛び回ってたのは、
サトキマ…ィャ…ヤマキマダラヒカゲかな。
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エナガの声が近づいて来た。
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待ち構えて撮るが、もう五月の森は若葉が茂りすぎて…。
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真夏にカブトやクワガタをチェックする場所へ行ったら、
ここでもカタツムリが休んでいた。そういや雨上がりだもんな。
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コクワでも出てきてないかと樹の隙間を覗いたら、
ゴキ君が居た…ちょっと前迄は全く見なかったのにな。
ん…ピラピラ頼りなさげに翔ぶ蝶がいる。
まさかギフチョウか…ぁイヤ、ホソオチョウだった。
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雌もいる…困ったもんだ。
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人為的に持ち込まれた外来種はしぶとい。
でも、外来種自体には罪がないのが、何ともやりきれない。
炎天下を3時間半歩いたが、心地よい風が吹いていたので助かった。
テントウムシも日影に入っている。
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この若緑あふれる季節に、山に行けないのが、もどかしいし、
いい所だからおいでよって言えないのが悲しい。
ねぇ、富士山。
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今年は2,500mクラスの峰には行けそうもないけど、
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悲しいけど耐えて必ずや夢を取り戻すぞ。