すっかり鈍ってしまった私の身体。
寝る前にストレッチを始めたら翌朝体の痛いこと痛くないこと。
散歩も程よく負荷が掛かる方が良かろうと、
武田の杜へ行くつもりであった…昨夜までは。
だが、起きてしかーし。何時降り出すかもしれん雨に気が気でなく。
直ぐにとって返えせる近場にしようと、春日居の長谷寺さんへ。
10時前に着。
おーサンコウチョウが鳴いている〜。
渓流を挟んだ向こう側の薄暗い針葉樹の中からだ。
暫く耳を澄ませ声の方向を凝視する。
小さい蠅だか蚊だかなんだか顔に集まる。くぅ〜眼に入った。
残念遠ざかる「日星月ホイホイホイ」
気を取り直して、まずは山道ルートから。
エゴノキの花見事なり。
蜂も大忙しだが、ナニ蜂かは遠くてシルエットで不明。
マルハナバチの仲間じゃないかなー。
クロヒカゲが時々飛んでるだけで然したるものはなし。
ここでは、オオルリ見たことあるからチョット期待したんだけど。
本堂の横の池にはアメンボが居るくらい。
チャポンッて音が…。ん〜ん。
真ん中にカエルの顔が写っているよーな、いないよーな。
最上部の観察小屋まで登る。
途中ハルゼミの声を聞く。姿は確認できず無念。
ガサッといったので素早く反応。カナヘビ撮れた。
尻尾、再生したばかりだな。
んーむ。どうにも釣果ならぬ撮果あがらぬままに戻る。
イナゴは沢山いるんだけど…おぉコイツ綺麗やん。
ジョウカイボンみたいだが。
うん。キンイロジョウカイでした。
林道にヘビイチゴ。
よく踏み潰されなかったねー。
その作業車用林道を下りる。
昨年見付けたバアソブはあるかな…あったよぉ〜ん。
あれ…これ花弁4枚じゃん。(バアソブはキキョウ科だから5枚)
あぁ〜ハンショウヅルだ。
じゃ。去年のもか。
あーやってもうた。スミマセンでした。
訂正して、お詫び申し上げます。ハンショウヅルです。
道の左右をキョロキョロしつつ…ぁシリアゲムシだ。
ヤマトシリアゲ。
おっと目の前にアオダイショウ。
おっとりしてるアオダイショウでよかった。
危うく踏むところだった。
ユルユルと岩の間に消えた。
おぅ、カザグルマ咲いてる。
クレマチスの原種。ここ数年見掛けなかったから、
此処では諦めていた。よかった良かった。
あー緑っぽい鳩が飛んでいく。まさかアオバト。
でも、鳴き声はしてなかった。
一昨日、愛宕山ではずっと聞こえていたな。
一旦下まで下りた。ガッシリしたデカイ蜘蛛が居る。
イオウイロハシリグモ。
ミスジチョウかーって思ったら、イチモンジチョウだ。
あ〜カメラ出す前に梢の高みに舞い上がっちゃった。
諦めずに、一周りして、もう一度来てみよう。
では、今度は石段の参道を行きます。
サトキマダラヒカゲが居た。
何かの糞で栄養補給のクロヒカゲ。
これもサトキマダラヒカゲだよね。
何度撮ってもブレて10枚以上費やした。
ドクダミが咲いてる。
あぁ、サンコウチョウの声が上の方からしてる。
悔しいなぁ。
♪私の踊り子よ〜♫まだ咲いてた。
ヒラヒラと大きな蝶がレッツ・ダンス。
ウスバシロチョウにしては大きい。
ゴマダラチョウにしては色が薄いなー。
あ〜〜〜そうだ赤星無いけどアカボシゴマダラだ。複雑な気分。
ホソオチョウが2頭翔んでいるけど、これは無視。
池の水面をクロスジギンヤンマとおぼしきのがビュンビュン飛行してるが、
全く追いつけない。止まらなきゃ撮れないが止まらない。
仕方なく…って事はないが、止まってるイトトンボを…。
ホソミイトトンボかな。なら珍しいが。
今度は山道を下るよ。
コミスジ居たが上手く撮れなかった。
さっきイチモンジチョウが居た所まで下りて来た。
今度は慎重に…居るかなぁ。
居ったおった。羽開かないとアサマイチモンジかどうか分からないなぁ。
あぁイチモンジチョウだね。
ヨロヨロと翔ぶ黒揚羽…じゃないアゲハモドキだな。
それではサンコウチョウが袖を引くが帰りますか。
ガマズミの白い花、お見送りありがとう。
今度来る時は、もう盛夏だね。