慕情 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

新型コロナウイルスは勢いを増すばかり。
煽りをくらってはいるが生命が最優先。
その為には身近な生活を死守せねばならぬ。
政府の支援策の諸手続き等に振り回されつつも、
しかし、花を愛でる気持ちを忘れちゃならない。
生活に忙殺されては元も子もない。
で、鬱陶しい天気が続いたが、
近所の桃畑が花盛りとなったので、うろうろする。
3月30日の撮影。
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この日出会った蝶はベニシジミ1頭だけだったが、
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生活に余裕がなくて月を跨ぎ。
年度も改まって気分一新っといいたいところだが、
従来からの仕事で、有り難くも継続となっているものが、
以前から予定されていたとはいへ、いずれも大きな改変があってシッチャカメッチャカである。
そんな訳で、散歩が出来きず、花へ想いは募る。
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花は待っていてくれないと焦る心。
空は春らしく霞がかっているけれど、
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南アルプス霞んでいるけれど、
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まずは二十五年通っている桃畑の様子を見に行こう。
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嗚呼来てみてよかった。
ここは息子が生まれて3ヶ月で連れてきた場所。
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息子が小学校入学、娘が幼稚園入園の折に
二人並んだ写真も残っている。
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そうだ僕にとって山梨の原風景は此処になる。
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そうだ、今息子は大学がコロナ騒ぎでキャンバスに戻れずに家に居る。
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やはり連れて又来よう。
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そんな想いを胸に、今度はある人の面影を追い掛けて釈迦堂へ向かう。