もう8月も終わり。
今年は天候に恵まれず、思うように山歩きが出来なかった。
欲求不満が溜まるばかり。
雨粒こそ落ちてこないものの、
どんよりと曇って、周辺の山々の頂きは見えない。
そこで愛宕山で独り観察会を挙行した。
予想した通り多雨と蒸し暑さで、キノコがぼこぼこ出ている。
↑はタマシロオニタケだね。
↓はイロガワリかな。
これはウラグロニガイグチか。
これはネズミシメジかな。
こいつはわからないけど、
周りに付いた水滴の垂れ具合が素敵。
とりあえず最高部の大笠山に登っとこ。
んがぁ。草刈りしてないから、足元が見えなくて難儀やわ。
そんな草薮の中にトンボ…じゃねーなカゲロウかな。
ツノトンボかー。
コイツはツチイナゴの幼虫だ。
オモロイ顔してまんな。
いかん、横で娘が吉本新喜劇観てるから、
変な関西弁になってる。ホンマの関西人に怒られるから気をつけよう。
これは未成熟なシオカラトンボか。
う~んヤマドリタケモドキだろうか。
これはタマゴタケモドキだろ。猛毒。
とにかくセミの声が物凄い。
ミンミン、ツクツクボウシ、アブラの大合唱。
おーこの木にはミンミンゼミが5、6匹とまっとる。
セミはこんなに近くで鳴かれて、うるさくないのかな。
こっちのミンミンは近づいても全く逃げない。
それどころか近づいてきて、動画も撮れた。
ツクツクボウシもおるし、
あぁこいつセミヤドリガに寄生されてる…ヒグラシか。
昨年樹を多く切り倒した場所に、
タマムシ飛んでる。
切り倒した樹がそのまま転がってるから、
カミキリ虫とかタマムシ類が増えたんだな。
ルリタテハも飛んでる。
でも、オオムラサキはいないなぁ。
ヒヨドリバナが咲いてるから、待ってたら他の蝶も来るかな。
おっヤブキリ。
これはシャクかな。
キャンプ場方面もキノコだらけだ。
アカジコウ・・・
アシベニイグチか。
これはマンネンタケ。
不老長寿の薬らしい・・・
しかし、名前は分からんでも、
傘の模様や割れ方見てるだけで面白いな。
最後に樹液の出ている木を見にいった。
ぁアカボシゴマダラだぁ・・・
ガッカリだぁ・・・
やっぱりコイツに生息域圧迫されているのかな、
オオムラサキ。それとゴマダラチョウも。
地球の寄生虫はやっぱり人類なのかも。