秋寂ぶ | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

車検の為休み。待っている間どうしようかな。
折角だから、久しぶりに武田の杜にでも行ってみようか。
ジョウビタキは居るだろう。ツグミはどうかしらん。
ルリビタキは、まだだろうなぁ。
手前まで行った所で、ふと今年の妙な暖かさなら、
帯那山にウメバチソウやらリンドウとかヤマラッキョウが残っているかもしれないと思いつく。
行くだけ行ってみようか。
ハンドルを切ってから、又ふと思う。
林道は冬季閉鎖してないか…まっその時は戻ればいいさ。
結果、林道は閉まってはいなかったがリンドウは無かった。
でも、富士山は絶景。
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あ〜これだけで来て良かった。
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マムシグサだけが妖しく輝いている。
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ヒョウモンチョウやヒメアカタテハなんかを期待したが、
居たのはテングチョウ1頭だけ。
でも、これから冬を越すんだもんね。そう考えると愛おしいわ。
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おぉ…イトトンボだ。
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たぶんオツネントンボだな。こいつも、このままで年越しする奴だ。
だから越年ね。
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キノコもカラカラだしさ。
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黄葉は、まぁそれなりか。
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全山鮮やかってわけではないが、
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まずまずですな。
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それにしても、静まり返って荒涼としているなぁ。
野鳥の姿は何もなし。
じゃ、武田の杜に降りますかね。
駐車場に入ったら、アラッ…大きめの蝶々にすれ違う。
エッエッ…アサギマダラだ。
車を停めてから、慌てて飛び去る姿を追いかける。
頼むから、お願いだから待っておくれ。お〜枝にとまってくれた。
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アカボシゴマダラじゃないよね。
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今季はよく間違えたからさ。
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それに時期が時期だけに。
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これから南へ旅立つのだろうか、
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此処で息絶えてしまうのだろうか。
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それにしても、今年は逢う機会が少なかったアサギマダラに、
こうして思い掛けない形で巡り会うとは。
これは何かの意志が働いたとしか想えないなぁ。
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感謝。お元気で。

ジョウビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロにウグイス(地鳴き)ガビチョウと、
鳴き声はすれども姿は見えず。

紅葉は、まだ殆どない。
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ドウダンツツジが未だだし、
むしろ青紅葉が清々しい。
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花らしい花はコウヤボウキくらいだね。
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赤蜻蛉まだ飛んでいた。
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アキアカネと思われる。
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こいつはかなり老い枯れているなぁ。
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メジロやっと収めた。
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あぁ一ヶ所だけ燃えるような紅葉。
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真下に行って寝転んで撮った。
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ここで、いつも首からぶら下げている老眼鏡が無いのに気付いた。
あー多分さっき暑いから上着を脱いで車に置いたから、紛れたんだろう。

森林学習館の前で、エナガの群れにヤマガラが混じっていたが逃げられた。
車に戻る。ありゃぁメガネない。
あッ駐車場の真ん中に落ちてる。割れてない。
よくぞ踏まれなかったもんだ。
アサギマダラに次いでの奇跡だ。

扨と、もう一回り、いつもの鳥見ルートを歩いて帰るか。
お…ヒメアカタテハ。
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今日は時間があるから、ジックリと羽裏も撮ろう。
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ヤマガラ、やっと姿を表した。
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でも、まだまだ枝葉被りだなぁ。
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日も傾いて来た。車取りに行かなきゃ。
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おぉ…金峰山が見えている。
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五丈岩までクッキリ。
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冬に閉ざされる前に何処か登っておきたいなぁ。