しずり雪 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

 雪が積もるとジットしていられない性分。もう落ち着いていい年と思ったが、やはり腰が浮いた。
家の周りの雪かきを一段落させて、いつもの散歩場所へ。
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一面の銀世界の向こうに南アルプスが浮いている。
 
 登山靴に履き替え、上着はいつもより薄いものを着用。帽子は必須。指先が出た手袋。
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 水分が多く湿った雪が10cmから吹き溜まりでは20cmほど積もっている。
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 締まった雪で歩いても思ったより沈まない。くるぶしまで埋まりながらも快適に歩けた。
 
 ツグミ、ヒヨドリが飛び回っている。雪の重みで倒れた笹がいきなり立ち上がる。

 遠近でしずり雪。

エナガの群れが通り過ぎる。
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見上げた枝に綿帽子のような雪。エナガによく似ている。
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よく観ると中にヒガラが混じっている。
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シジュウカラ、コゲラの声。カワラヒワ、アカハラ、シロハラ、ホウジロ、ジョウビタキ。
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視界が白一色に開けていて遠くの鳥達もよく見える。
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アオゲラが通り過ぎていった。
シメ、枝から枝へ飛び渡りこちらを見ている。
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桃畑の向こうに奥秩父へ続く山々連なる。
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さぞかし農家の方々は大変だろうと思う。綺麗とか言ってる場合ではないだろう。
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また別のシメが雪の中で食べ物を咥えてたっていた。
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 復路再びエナガの群れとすれ違う。綿雪が梢を渡る如し。
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並べて見れば双方ふわふわだ。
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 後を追うように来たカワラヒワと
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 アオジの緑に春を想う。
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