薬膳料理研究家の村岡奈弥さんのお宅へ、
新年の挨拶と引っ越したばかりのお宅を拝見しにお邪魔してきました。
長年、彼女とは月に何本も一緒に仕事をしてきて、
うちで薬膳の料理教室も一緒にやっていたこともあり、
フードスタイリストの役得で彼女の料理はたーくさん食べてきました。
ミッシェル・ブラスで修行したこともある彼女の料理は
薬膳といっても洗練されていて、何といっても盛りつけが美しい。
野菜と対話して作る彼女の料理は、
塩で蒸しただけの野菜でも魔法がかかったように美味しい。
エネルギーに敏感な友人が彼女の料理を食べたときに
「何これ～！エネルギーが凄い」と感激していた。
誰かがシャスタみたいな料理と形容していたが、分からなくもない。
心がホッとするとかのレベルではないのだ。
撮影現場で皆で試食する時に
「なんでこんなに美味しいの～？何か特別なもの入れたでしょ」
と言われているのを何度聞いたことか…。
「お客さんの一人一人の体調をみて料理を作るレストランをやりたい」
といつも言っている彼女は、よく疲れている私やパパさんを見ては
「元気になるご飯作るから食べにおいで～」と誘ってくれました（泣）感謝。
「まだお正月で食材が揃わなくて～」と腕をふるえなかった様子ですが
いえいえとんでもない、どれも絶品でした。
昔はよく一緒に食べ歩きもしていたので、
私の好みを知り尽くしている彼女が今回作ってくれたお料理は…
前菜は豆腐の味噌漬けにきんかんと三つ葉をのせたもの。
ゆりねのバニラ煮のゆず合え。
めずらしいタマリンドと殻付きのヘーゼルナッツとアーモンド。
鍋は、黒蜜の入ったお手製ゴマだれ、オリーブオイル、昆布塩、島ラー油、黒酢、ポン酢など各自好きなものをかけていただきました。
大根にオリーブオイルと昆布塩が最高でした♡
鍋の後の野菜の甘みたっぷりのお出汁で作ってくれたあんかけご飯。
セロリとザーサイと帆立の炒め物、ベビーリーフとくるみとパクチーのバルサミコ酢のサラダ…
お腹はいっぱいだけれど何故かいくらでも食べられてしまう。
チーズ、デザートをいただいて大満足。
毎度のことですが、今回ももちろん美味しくって、心が温まって癒されましたよー。
御馳走さまでした～♡
料理はやっぱり愛情だねっ。
TVや雑誌、各料理教室、軽井沢プリンスのデトックスメニュー開発、乳がんのひとの為の料理や講演会など幅広く活躍している彼女ですが、
今携わっている仕事が高知にある坂本龍馬の初恋の人“平井加尾”ゆかりの庭「吉野園」（巨大なアースキーパークリスタルがあり世界中の人達がやってくるところでも有名ですね）
そこで今春レストランをオープンするらしく、彼女はメニュー監修を任されています。
今からとーっても楽しみです。