〜縄文の安らかな世界
強き者は弱きを助け 狩した獲物は分かち合い
暗い夜は深いねむりに 日が昇れば起き上がり
凪とともに海に漕ぎ 雨止むをみて山を駆け
やませの夏は陽の神あおぎ
日照り続けば雨を乞う
縄文人は命を懸けて
家族の幸せを守る〜〜
今に生き残る陸奥の縄文人が 日々の暮らしを紡ぐ
『早起きは三文の徳
厨房に入りて朝餉の支度
いっぱいの野菜と珈琲で氣が満ちる
紙芝居はきょうも賑やか
蘇る黄金バットか アンパンマンか
ここ坪沼の地には 精霊が宿る
鶯の唄に鴉がジャムセッション
猪親子もカモシカも 木霊に耳を澄ます
露地の苺 600株は寒風に耐え春を待ち
夏には空飛ぶ南瓜にミツバチが舞う
格別の味に ほおが緩む
山里の日暮れは早い
掘りたての里芋、大浦牛蒡は土の味
人肌燗の晩酌は2合まで
早寝の癖が治らない』