
先日買ったCD「コニー・フランシス」に続き、日本の歌謡曲に影響を与えたカントリーミュージックを聴き込んでみたい。
■パティ・ペイジ
帯に「ポピュラーの定番」とある。
わたしの両親はいずれも戦前生まれで、パティ・ペイジをリアルタイムで聴き馴染んだ世代。とりわけ母親は今でも『テネシーワルツ』が好きと言う。
映画「鉄道員」(ぽっぽや)の劇中でも『テネシーワルツ』が、この世代の象徴のように使われた。
■パツィー・クライン
パツィー・クラインの活躍は主に60年代。「カントリーミュージックをポップ化させた人」という位置づけらしい。
カントリー調であるがリズムのスタイルとしては3連ロッカバラード(12/8拍子)の比率が高い。
パティ・ペイジよりも10年ほど時代が下るので、アレンジ・録音技術いずれも進歩がみられ、たいへん聴き心地がよい。
低音に存在感のある伸びやかな声であります。
これらCDを聴いてると、日本の歌謡曲で聴き馴染みのある、あのパーツこのパーツが随所に現れ、やはりこのあたりが原点なんだろうなぁと、あらためて思う。