会陰部(肛門の脇)の筋肉が薄くなって、筋肉の間に隙間ができてしまうため、直腸や膀胱がその部分に入り込んでしまいます。
膀胱が入り込むと、おしっこができなくなり、緊急手術なのですが、直腸が入り込むことが多く、その場合には排便困難になります。
治療は、外科手術です。いろいろな方法があるのですが、私の病院で今行っている方法は、ホリプロピレンメッシュを使用する方法です。
日大の軟部外科の先生に来てもらい、教えていただいてから、この方法で行うようになり、今までより簡単(と言っても難しいのですが)に行うことができるようになりました。
今日は、敦井先生が執刀、私が助手でした。勤務医の先生は手術を任せると、予習復習をきちんと行うので、数回執刀するとうまくできるようになります。もう私が助手をしなくても大丈夫です。
おととい乳腺手術を行ったフレンチブルの「さくらちゃん」、食事はしてくれませんが、元気です。
予定通り、30日にお迎えに来てください。
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さくらちゃん、傷の具合も問題なく、元気です。離れていて不安かもしれませんが大丈夫です。