草村動物病院 「動物の診察室から」

草村動物病院 「動物の診察室から」

新潟市の草村動物病院のブログです。
高度獣医療のこと、日々の診療で思うこと、動物たちのことなど書いていきます。

 ヒョウ柄が人気のようで、80枚すぐになくなりました。

 

 

 40枚できたので、追加しておきます。

 

 

 

 

昨日家内が40枚くらい仕上げてくれたので、追加してあります。

 

 

 

 

茶色の濃い色は、ミシンの糸を変えなければならないので、まだ作っていません。これができると、ヒョウ柄は一旦終了です。

 

 

 

 

尿管・膀胱・前立腺・陰茎を全摘出した「かんた君」

今日食欲が出て、夜だけ一時帰宅です。

 

良かったですね。

 

 

 尿道腫瘍で尿道を切除して、膀胱にボタン型カテーテルを設置した「ベリーちゃん」。今日の午前中に退院でした。

 

 

 

ベリーちゃんは、すでに肺にも転移しています。排尿ができなくなりレスキューの手術ですが、食欲もあり元気です。毎日のお世話は大変ですが、残された時間、優しい飼い主様と過ごしてください。

 

 

 

 ヒョウ柄マスク、80枚くらい作りましたので、明日お配りできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、スタッフと今日おいでになった患者様数人にお配りしました。

 

 

あと70枚くらい、アイロンかけて、紐を通して袋に詰めて出来上がりです。スタッフには軽くてつけやすいと評判です。マスクだけ取りにどうぞご来院ください。

 

 

紐を通して、袋詰めです。

 

 

 

 

やっとできました。どうぞ取りにご来院ください。

ぺこり!

 

 

 

 ヒョウ柄マスク、生地が薄いです。内側のガーゼも国産で柔らかく薄いので夏向けです。

 

 結構おしゃれなマスクになりそうです。

 

 

只今作成中です。

 

 

 

 

こんな感じです。おしゃれな女性にはお似合いと思います。

 

 

 

 犬の尿道の腫瘍は比較的珍しく、私の病院でも年に数例しか経験しない症例です。

 

 先日、排尿困難で尿道の腫瘍が疑われ、膀胱の尿管開口部以下・尿道を摘出して、膀胱にボタン型カテーテルを設置した「ベリーちゃん」

 

 食事もしてくれるのであと数日で退院です。

 

 

手術後数日の写真です。膀胱は残してあるのですが、尿道がなくなっているので、膀胱につながるこのカテーテルから1日3回尿を抜いてあげます。病理検査の結果は移行上皮ガンでした。

 

 ベリーちゃんの飼い主様は若いご夫婦です。ベリーちゃんはご主人様がお飼いになっていた子です。

 

 先週の木曜日に、プードルのミックス犬君が排尿障害で来院しました。

 

 その子の名前は「かんた君」保護犬で年齢はわからないのですが、10年前にお飼いになった時に3歳くらいとのことでしたので13歳くらいの男の子です。

 

 すでに去勢手術はしてあり、昨年秋に前立腺の膿瘍ではないかとの診断されたそうです。

 

 エコー検査、レントゲン検査、尿道の細胞診で前立腺の移行上皮ガンが強く疑われました。

 

 既に去勢が済んでいて、前立腺が大きくなり排尿障害を起こす場合には前立腺ガンが疑われます。しかし前立腺ガンは限りなく悪性で、前立腺が大きくなってから何もしなければ半年生存することは稀です。

 

 かんた君は4月の終わりから排尿・排便がうまくいかなくなりました。そして食欲も落ちてきて、来院前数日はほんの一口しか食事を取れていませんでした。

 

 レントゲンでは、前立腺が大きくなっているため、直腸を圧迫して排便障害が起きています。

 

 エコー検査では、腫瘍は膀胱三角に入り込み、尿管開口部にも浸潤しているようでした。そして、腫瘍で尿道が狭窄しているため、尿道カテーテルの挿入もできません。

 

 この状態は、前立腺の腫瘍の本当の末期状態です。かんた君はそのまま麻酔をかけての検査は無理でしたので、そのまま入院して点滴をし、次の日CTになりました。

 

 CT検査の結果は、腫瘍は膀胱の尿道開口部には浸潤していました、そして肺にも直径0,3mmほどの転移が多発していました。

 

 手術は腎臓だけ残して人工的なルートで尿を排泄させる手術です。かんた君は13歳になります。すでに転移もあります。今回の状態を脱出してもかんた君の寿命は短いものです。

 

 飼い主様はどうするかとても迷いましたが、飼い主様はおっしゃったことは、

 

 ここまで状態が悪いとは考えていなかった、このまま何もしないで死んでしまうにはお別れする時間が短すぎる、病気で寿命が短いことは仕方がないがもう少し一緒にいてあげたい。とのことでした。

 

 そして手術は土曜日に行われたのです。

 

 このブログは獣医さんもみているので、術式は以下のようです。

 

 切皮は日大の浅野先生が行なっている、逆U字切開で開腹し、骨盤を恥骨・坐骨の腹側を一旦切除し、尿管近位から・膀胱・前立腺・尿道・陰茎を全切除します。

 

 その後両腎用SUBシステムを用いて、左右のに腎臓にカテーテルを設置して、ポートを皮下に設置し、尾側のカテーテルを陰茎を切除した包皮粘膜から体外に出す方法です。

 

 2年前の動臨研で佐藤先生が発表した方法です。

 

 そして、切除した骨盤の骨を脳外科用チタンプレートで元に戻し、閉腹して終了です。

 

 

 

 

 

日本では誰もしていないので、理解しづらいと思いますが、腎臓しか残っていなく、腎臓からチューブで体外に尿を排泄させる方法です。

 

 

 

 

今日の「かんた君」です。BUNも40まで下がってきていて、排尿もうまくいっています。頑張って元気になりましょうね。

 

 「かんた君」の飼い主様は、「ベリーちゃん」の奥様のご実家です。

 

 尿道の移行上皮ガンが珍しいのに、同じご家族のワンちゃんです。本当に不思議です。

 

 

 

 

 すぐに病院に慣れていい子ちゃんです。

 

 

 

 

 

 完成したマスクの在庫が少なくなってきたのですが、楽天・アマゾンにワンちゃんネコちゃんの生地がなくなってしまいました。

 

 

 

 

動物柄がないので、ヒョウ柄を注文してみました。昨日届いたのでお昼休みにサンプルを作ってみました。スタッフには好評です。生地が薄くて夏向けです。結構おしゃれなマスクになりました。

 

PSー土曜日日曜日は忙しいので、来週早々に作ります。出来上がったらご報告しますので、すでに別なマスクをもらった方でも構いませんので、どうぞ取りにおいでください。

 

 

 

 

 今日の夕方、バルト君が献血に来てくれました。

 

 バルト君は、いい子ちゃんで、自分で診察台に乗ってくれます。

 

 

 

 

 

バルト君、ありがとうございました。また一つの命が救われると思います。

 

 

 

 2日前にCT検査をした猫ちゃん、初診でしたが結構大変な腫瘍でした。

 

 右の目にできた腫瘍で、扁平上皮癌です。猫ちゃんの皮膚にできる扁平上皮癌は、白い猫ちゃんにできることが多い腫瘍です。

 

 悪性の腫瘍で、局所での進行は早く早期の切除が必要です。

 

 

 

 

腫瘍が大きくなって眼球ごと摘出です。このブログは獣医さんもみていると思いますので、今回の術式です。

 

 

 

摘出のラインですが、このラインが腫瘍ですのでこれより少し大きく切除しました。

 

 

腫瘍を大きく切除すると、皮膚欠損も大きくなるため、この部分の皮膚を移動します。

 

 

 

 

 

頸部の皮膚をくるっと回転させて、腫瘍を切除した部位に移動させます。

術後の写真です。元気になってくれると良いのですが。