草村動物病院 「動物の診察室から」

草村動物病院 「動物の診察室から」

新潟市の草村動物病院のブログです。
高度獣医療のこと、日々の診療で思うこと、動物たちのことなど書いていきます。

 肛門周囲の腫瘍の摘出手術をした、「アッシュ君」、先日抜糸に来ました。

 

 手術時は重度の貧血でしたが、粘膜の色も良くなり元気なりました。

 

 

 

 排便もうまくできます。

 

 

 よかったですね!

 

 先週定期検診で肝臓の数値が高くなっていたため、エコー検査をして、肝臓に大きな腫瘍が見つかった、サモエドの「シュリ君」。

 

 昨日大学の先生に来てもらい、手術をしてもらいました。

 

 

 手術は無事終了、よかったですね。

 

 

 レン君、昨日の手術のために献血に来てくれました。

 

 昨日は、シュリ君の手術の他に、大変な手術が2例あり、レン君の血液は、その子たちの命を救ってくれました。

 

 ありがとうございました!

 

 

 

 当院で2回目の心臓手術を受けたワンちゃん。

 

 先週検診で来ていました。

 

 

 心臓の雑音も消えて、経過良好です。よかったですね。

 

 渡邉先生は、循環器学会の認定医のレポート提出で毎日病院に詰めて勉強中です。

 

 認定医を取ると、県内では2人目です。頑張ってくださいね。

 

 数週間前に帝王切開で取り出した、グレードデンの女の子。

 

 その時は、呼びかけるのに「はなちゃん」と呼んでいたのですが。

 

 先日、岩手から連れてきてくれました。

 

 

 取り出してくれた、佐藤先生と、パチリ!

 

 

 元気に育ってくれてよかったです。命名はまだだそうですが、花ちゃんと呼んでいるそうです。ちゃんと別の名前をつけて下さい。よろしくお願いします。ぺこり!

 

 

 シベリアンハスキーの「アッシュ君」、11歳の男の子です。

 

 とても可愛いハスキー君です。

 

 昨日来院し、動けないので車まで迎えに行きました。お尻からたくさん血が出ているとのことで、アッシュ君の肛門の周りはとても大きな腫瘍があり、出血していました。

 

 高齢ですが、手術しか方法がありません。しかし、血液検査で、重度の貧血と、かなり悪い腎不全があります。

 

 しかし貧血はこの数週間の出血で、今なを結構な出血があり早く止めてあげる必要がありました。

 

 リスクはかなりありますが、午前中から点滴がはじまし午後から切除手術でした。

 

 

 

 こんなお尻で。

 

 

 どこを切ってもすごい出血でしたが、全部止血をしながら縫合して、無事終了でした。

 

 今朝は少し腎機能が良くなりましたが、まだ命の危険があります。お尻の腫瘍がなくなったので、なんとか持ち直して欲しいです。

 

 

 前もブログに書いたのですが、昨日の夕ご飯は私一人でしたので、お惣菜屋さんの「うえとよこ」さんのメンチカツを買いに行きました。

 

 

 お惣菜屋さんで、いろんなメニューがあります。

 

 

 イートインコーナーもあり、お店で食べることもでき、夕方6時からはお酒も飲めます。

 

 

 絶対のおすすめは「メンチカツ」です。箸で裂くと肉汁がこぼれて勿体無いので、そのままガブリと食べます。普通のメンチカツと種類が違う食べ物です。

 

 

 昨日のおかずは、もう1品、チキンの照り焼き?みたいなものにしました。これも本当に美味しかったです。

 

 おすすめです!

 

 パグ犬のあずきちゃんは、8歳の女の子です。

 

 7月21日に、鼻腔内に何かが詰まったので来院しました。

 

 担当医は、渡邉先生で麻酔をかけて鼻腔内の遺物を除去したのですが、その時のCT検査で、胸壁の腫瘍を発見しました。

 

 その腫瘍による臨床症状は出たいなかったのですが、胸壁の腫瘍は肋骨の裏側、胸腔内に続いていて、摘出手術はかなり難易度が高いため、昨日大学の先生にお願いしました。

 

 腫瘍は胸壁の筋肉から肋骨の裏側に続いているため、きれいに摘出するためには、肋骨と一緒に摘出する必要があります。

 

 あずきちゃんの手術は、肋骨を2本腫瘍ごと摘出し、その欠損部はポリプロピレンメッシュで覆い手術は終わりました。

 

 

 今朝のあづきちゃん、無事終わってよかったですね!

 渡邉先生、見つけてくれてありがとうございました。

 

 

 

 フレンチブルドッグの「ハッピー君」は7ヶ月の男の子です。

 

 6月の終わりに、気管に異物が詰まったので、内視鏡で異物を期間内から取り出しました。

 

 担当医は渡邉先生で、その時に心臓の異常に気がついて、心電図、エコー検査で「肺動脈狭窄症」を見つけてくれました。

 

 先天的な病気で、肺動脈が一部狭く狭窄している状態で、治療はバルーンカテーテルで肺動脈の内部からバルーンを膨らませて、肺動脈の狭窄部分を広げる手術です。

 

 動物用の小さなカテーテルがないので、人用のものを代用するのですが、小さな心臓で高度の技術が必要です。

 

 いつもおいでいただいている大学の先生方に相談し、事前に1回来てもらって、狭窄部位のサイズの測定をしました。

 

 そして、数種類のカテーテルを注文して、昨日手術となりました。

 

 先生方はとても多忙で日曜の夜に、カナダ〜カルフォルニアから帰国したばかりです。

 

 午後1番の手術になり、無事終了でした。

 

 

 今日のパッピー君。

 

 

 先生方お忙しい中、ありがとうございました。

 

 

 渡邉先生、見つけてくれてありがとうございました。今朝の心電図の検査中です。

 

 

 昨日は、心臓外科チーム8名が来て手術を行いました。

 

 当院では2例目の手術で、今回はかなりシビアな部分もありましたが、今日の夕方は不整脈も少なくなり食事をしてくれました。

 

 手術を受けたのは、「ペロちゃん」9歳の男の子です。

 

昨日手術前のペロちゃん。

 

 

 夕方のペロちゃんです。無事手術が終わってよかったですね。

 

 

 3月31日に手術を受けた「ベリーちゃん」。今日の渡辺先生の検診で、もう投薬の必要がなくなりました。よかったですね!

 

 

 今日は当院での、僧帽弁閉鎖不全症の心臓外科の2回目の手術があります。

 

 

 昨日の夜に、大阪から獣医師・スタッフ6名がきてくれて準備は終わっています。午前中から心臓外科チーム8名での手術が始まります。