知識や経験を自身の引き出しにためていく事は大事ですが
それをどんな時に開けて使うかというのはそれ以上に大事です。
何よりしまった知識や情報を、全く同じ状況で使えるというのはあまりないので
場面場面に合わせて、使えるかどうかは何より大切になっていきます。
例えば商品で言えば「ワンスプーン」という盛り方がありますが
昔の深夜のテレビ番組でやっていたように趣向を凝らして
高級な食材を盛り付けるイメージが強いかもしれませんが
商品としては使う場合は何も高級食材でなくても応用は可能です。
大量に食べるようなものでも珍味を盛り付けてもいいでしょうし、
ボリュームを出したくない料理の盛り付けに使ってもいいですし
調味料を添えるにもいいかもしれません。
「ワンスプーン」=「贅沢な料理の盛り方」として引き出しにしまわなければ
違う場面でも使い道がいくらでもあります。
ワンスプーンに限らずですが、
得た知識をどれだけ派生したアイデアと一緒にしまうかで
その引き出しの取っ手を無数に増やすこともできますし引き出す場面も広がります。
折角の知識や経験ならば、活かすしまい方も身に付ける必要があります。