〇クイーン・オブ・カントリー・ソウル~グラミーでも注目のヨラ 21世紀のグラディス・ナイトか | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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〇クイーン・オブ・カントリー・ソウル~グラミーでも注目のヨラ 21世紀のグラディス・ナイトか

 

【Yola Explodes : Looking Forward To Grammy 2020】

 

露出。

 

今年のグラミーにおけるもう一人の注目株、ヨラが2020年1月26日に行われるグラミー授賞式を前にいい形での露出が増えている。いくつかまとめてみよう。

 

 

ビルボード(2020年1月24日付けウェッブ)から

 

Country-Soul Breakout and Best New Artist Nominee Yola on Triumphing Over Hardship
by Ilana Kaplan January 23, 2020, 

https://bit.ly/3aByDG3

 

 

本人はクイーン・オブ・カントリー・ソウルという。ビルボードのビデオ・インタヴュー(2020年1月21日付け)

https://bit.ly/2uiCqrh

 

エルトン・ジョンが彼女のことを気に入ってると知って超びっくりしたそう。これは彼女がエルトンの「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」をカヴァーしており、それを機にエルトンが彼女の作品を聞いたことを受けての発言と思われる。

 

「エルトンが私のファンと聞いた時には、(自分の)舌をかみ切るかと思った」と笑う。

 

グラミーではアメリカン・ルーツ部門で3部門、さらに主要4部門のうちの「ベスト・ニュー・アーティスト」(新人賞)、計4部門でノミネートだから、一躍、ビリー・アイリッシュ、リゾと並ぶ大注目アーティストになった。

 

アルバムのレコーディングは、ナッシュヴィルのザ・ブラック・キーズのダン・オーバックのスタジオで彼のプロデュースだが、イギリス・ブリストルに1983年に生まれている。

 

本名ヨランダ・クォーティ。当初は貧しかったが、ロンドンに出て、バッグス・イン・ジ・アティック、マッシヴ・アタック、ファントム・リムなどに参加。ケミカル・ブラザーズ、イギー・アゼリアなどのバックも担当してきた。2010年、ヨラ・カーターの芸名でデビューを出した。その後、2016年に『オルファン・オファリング』というEPをリリース。今回のアルバムはフル・アルバムとしてデビュー作になる。

 

オフィシャル・ホームページ

https://www.iamyola.com/

 

「タイニー・デスク・コンサート」に登場、3曲披露→ 

https://n.pr/3aA6BL8

 

最初に衝撃を受けたのは母が持っていたアリーサ・フランクリンの『ヤング・ギフテッド&ブラック』だという。

 

2020年1月22日ジミー・ファロンの人気テレビ番組『トゥナイト・ショー』に出演、「アイ・ドント・ウォナ・ライ」を披露→

https://bit.ly/30NVXvz 

 

https://twitter.com/iamyola

@iamyola

 

アマゾン→https://amzn.to/2ReDxRK

 

なにより、ナッシュヴィルの重鎮ともいえるミュージシャンたちが集まり、カントリーとソウルのいいとこどりをしている感のアルバムに仕上がっている。そのやさしい声から、ちょっとグラディス・ナイトを思わせた。

 

果たして、グラミー賞、いくつ持って帰るだろうか。(ちなみにソウル・サーチャーの予想は「新人賞」を除く「アメリカーナ」関連で3部門獲得だ)

 

グラミー賞大予想はこちら→

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12565769652.html

全84部門中52部門を予想。

 

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