〇カーク・ウェイラム @KirkWhalum~ジャズはストーリーを語る
【Kirk Whalum Says : It’s Not About Religious, It’s About Love】
ソウル/ジャズ。
ホイットニー・ヒューストンの「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー」の途中のサックス・ソロをプレイしたカーク・ウェイラム。そんな超ヴェテランのサックス奏者、カーク・ウェイラムが久しぶりに来日。ブルーノートでライヴ公演を行った。
すっかり日本通で、日本のファンも多いカーク。ライヴ後も積極的にサイン会を行っていた。真摯な性格はそのサックスの音色にも反映するが、なにより文字・歌詞ではなく、サックスの音色でストーリーを語るその姿はサックス奏者の鏡のようでもあった。
なんと、一緒にカークを見に行っていたクロード・マックナイトが最後の曲で呼び出され、突然ステージに。マックスウェルの「アセッション」を歌った。これはかなりのサプライズだった。マックスウェルの「アセッション」とはびっくり。ケネス・ウェイラムはマックスウェルのツアーにも帯同している。
カークとは彼が90年代にホイットニーのサポートで来日したとき以来面識があるが、ライヴ後に会いに行くと、お母さんの誕生日のためにファミリーで作ったというCDをプレゼントしてくれた。これはなんと、あとで調べたらアマゾンなどで売っているものではなく、知人友人だけに配っているというものだった。
Celebrating 80 Years Of Our Angel / Mary Helen
これはウェイラム・ファミリーのメンバーが集まって録音したもの。ジョン・スタッダードらもゲストで参加している。エンジニアはブ―・ミッチェル(ウィリー・ミッチェルの息子、現ロイヤル・スタジオ・オウナー)。
クロードにきくと、カークとは毎月のように会ったり、連絡を取り合っているという。ひょっとして、次のテイク6のアルバムにカークが入ったり、次のカークのアルバムにクロードや他のテイク6のメンバーが参加することなど十分あり得るようだ。
(From Left: Michiko Matsuura, Kirk Whalum, Claude McKnight, The Soul Searcher=Masaharu Yoshioka)
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■セットリスト
Setlist : Kirk Whalum @ Bluenote, Tokyo, January 12, 2018
Show started 21:02
01. Fish & Spaghetti
02. Another Beautiful Day – Giant Steps
03. Can’t Stay Blue + James McMiran (sitting in)
04. Triage + James McMiran (sitting in)
05. This Is The Day
06. I Will Always Love You [Whitney Houston]
07. Grover Worked
08. Ascension [Maxwell] +Claude McKnight
Show ended 22:21
MEMBERS
Kirk Whalum (sax) カーク・ウェイラム(サックス)
Erskine Hawkins (key) アースキン・ホーキンス(キーボード)
Kevin Turner (g) ケヴィン・ターナー(ギター)
Braylon Lacy(b) ブレイロン・レイシー(ベース)
Marcus Finnie(ds) マーカス・フィニー(ドラムス)
+Sitting in
James McMiran (Trumpet, Flugel Horn)
Claude McKnight (Vocal)
#ラヴカヴァーズ [輸入CD][日本語帯・解説書付]
カーク・ウェイラム
TOP DRAWER RECORDS / King International (2017-04-07)
ゴスペル・アコーディング・トゥ・ジャズ 4 [日本語帯/解説付] [輸入CD]
カーク・ウェイラム
Rendezvous / King International (2015-04-10)
ENT>MUSIC>LIVE>Whalum, Kirk