◎アンドラ・デイ@ブルーノート、インティメートな会場に完璧なライヴ
【Andra Day @ Blue Note】
大人。
ブルーノート・ジャズ・フェスに登場し、その後、ブルーノート東京で2デイズ。初日のセカンドは超満員。噂では、火曜日(20日)がジル・スコットと被ってしまったので、火曜日の予約者が月曜日に鞍替えしたのではないか、と。(笑) それでも立ち見客も。比較的若いお客さんが多い。また、テレビCMの影響もあるのか、年齢層も幅広い。
土曜日の大きな会場のオープンエアから比べると、ひじょうに小さなライヴハウスでのライヴ。アンドラの歌は、こういうナイトクラブでのライヴが実にあう。間違いなくブルーノートにぴったりのシンガーだ。
この小さな空間のせいか、話声も小さく感じられたが、歌声の芯の強さは変わらなかった。
ちょっとハイヒールを履いた彼女は身長175センチくらいに見えた。意外と背が高い印象。そして、とても大人の雰囲気がした。
歌唱は、しっかりしており、ライヴでも間違いない歌を聴かせる。特に「ハニー・オア・ファイアー」から「ジン・アンド・ジュース」へのラフィエール・サディーク・プロデュース作品メドレーは大人っぽさ満開だ。
セットリスト7曲目、8曲目は、キーボード奏者チャールズとのデュエット。このチャールズの声がなかなかよくていい雰囲気だ。
アンコールは、なぜかボブ・マーリーの大ヒット曲を2曲メドレーにして。
CDでは、エイミー・ワインハウスっぽい印象が強かったが、意外にライヴではそれほどではなかった。
サイン会はなし。
アンドラ・デイ、本名カサンドラ・モニーク・バティー。カサンドラが短くなって、愛称アンドラだ。1984年12月30日生まれ、31歳。これから少なくとも10年は楽しみだ。
■セットリスト
Andra Day @ Blue Note Tokyo, September 19, 2016
Show started 20:07
00. I Only Have Eyes For You (riff)
01. Forever Mine
02. Gold
03. Mississippi Goddam
04. Honey Or Fire
05. Gin & Juice (Let Go My Hand)
06. No Make Up [Kendrick Lamar cover]
07. Goodbye Goodnight (duet with Charles on keyboards)
08. Where Would I Be Without You (duet with Charles)
09. Rise Up
10. City Burns
Enc. Is This Love [Bob Marley cover]
Enc. Could You Be Loved [Bob Marley cover]
Show ended 21:16
Members
Andra Day (Vocal)
Dave Wood (Guitar)
Charles Jones (Keyboards)
Nando Raio (Bass)
Shay Godwin (Drums)
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