◎ブルーズ・ブラザーズ・バンド～ソウル愛、ブルーズ愛にあふれた不変のステージ

◎ブルーズ・ブラザーズ・バンド～ソウル愛、ブルーズ愛にあふれた不変のステージ

【Blues Brothers Band : Love For Blues, Love For Soul】

ソウル愛。

1978年にテレビ番組『サタデイ・ナイト・ライヴ』内で結成されたブルーズ・ブラザーズ。その2人の意思を継ぐ形で今もライヴ活動が続いているのがこのブルーズ・ブラザーズ・バンドだ。その1978年から一緒にやっているギターのスティーヴ・クロッパーとサックスのルー・マリーニが今もその伝統を受け継いでいる。ジョン・ベルーシとドナルド・ダック・ダンは逝去したが、38年の歴史は続く。超満員だった。ファーストが押したせいかセカンドも11分押し。

前回あたりを見逃したが、久しぶりにライヴを見た。相変わらずの楽しさいっぱいの安定のステージだった。

驚いたのが今回ヴォーカルが3人になっていたこと。どうやら3人目のボビー・ハーデンが数年前からバンドに参加し、ブルーズ・ブラザーズ・バンドで来日するのは2010年11月のビルボード・ライブ以来2度目らしい。ということはブルーズ・ブラザーズ・バンドとしては5年余ぶりのステージなのか。

サックスのルー・マリーニ、ギターのジョン・トロペイは先月のジョン自身のバンドでの来日から1か月ぶりのステージ。

「シー・コート・ザ・ケイティ」のところで同行カマサミ・コングが「タジ・マハールの曲だ」と言った。「タジ・マハールは一度インタヴューしたことがあるよ」と僕。「ケイティ」は、ミズリー・テキサス間を走る列車のこと。

なによりも、そもそもブルーズ音楽、ソウル音楽への愛から始まっているバンドだけに、そのブルーズ愛、ソウル愛はステージすべてにあふれ出ている。

ライヴ後、ブルーノートの出口にはいつになく「出待ちファン」がたくさんいた。特に人気はルー・マリーニさんとスティーヴ・クロッパーさん。

また、3人目のヴォーカリスト、ボビー・ハーデンも自身のソウル・アルバムを出していた。

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ちなみに映画『ブルーズ・ブラザーズ』は、僕のオールタイム・フェヴァリット・ムーヴィーのベスト３に入ります。

■過去記事

2003/01/22 (Wed)
Blues Brothers @ Bluenote
http://www.soulsearchin.com//entertainment/movie/review/diary20030122.html
もし上記が読み込めない場合は下記で。
http://www.soulsearchin.com/blog_archives/?p=318

2007年04月03日(火) 11時39分56秒
テーマ：ブログ
【ブルース・ブラザース・バンド、ライヴ～ハッピーバースデイ・トゥ・キヨシロー】
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10029738232.html

ザ・ブルース・ブラザース・パーティーに参加
2009年06月19日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10283262637.html
（これは、ブルース・ブラザースのコピー・バンドのライヴ）

■セットリスト、2016年3月24日（木）、ブルーノート東京
Setlist : Blues Brothers Band

[ ] denotes original artists

Show started 21:11
01. Green Onion [Booker T. & The MGs]
02. Peter Gunn Theme [Henry Mancini]
03. Soul Finger [Barkays]
04. Going Back To Miami [Wayne Cochran]
05. She Caught The Katy [Taj Mahal]
06. Messin’ With The Kid [Junior Wells]
07. Hey Bartender [Floyd Dixon]
08. Knock On Wood (Bobby) [Eddie Floyd]
09. Shotgun Blues [Lightnin’ Hopkins]
10. Minnie The Moocher [Cab Calloway]
11. Sweet Home Chicago [Robert Johnson]
12. Soul Man [Sam & Dave] / Outro
Enc. Who’s Making Love [Johnny Taylor]
Enc. Everybody Needs Somebody To Love [Solomon Burke] / Theme – Outro (I Can't Turn You Loose)
Show ended 22:38

■メンバー
MEMBERS

Steve "The Colonel" Cropper(g) スティーヴ “ザ・コロネル” クロッパー（ギター）
Lou "Blue Lou" Marini(sax) ルー “ブルー・ルー” マリーニ（サックス）

John "Smokin" Tropea(g) ジョン “スモーキン” トロペイ（ギター）
Anthony "Rusty" Cloud(key) アンソニー “ラスティ” クラウド（キーボード）
Eric "The Red" Udel(b) エリック “ザ・レッド” ユーデル（ベース）
Lee "Funkytime" Finkelstein(ds) リー “ファンキータイム” フィンクルスタイン（ドラムス）

Larry "Trombonius Maximus" Farrell(tb) ラリー “トロンボーニアス・マキシマス” ファレル（トロンボーン）
Steve "Catfish" Howard(tp) スティーヴ “キャットフィッシュ” ハワード（トランペット）

Bobby "Sweet Soul" Harden(vo) ボビー “スウィート・ソウル” ハーデン（ヴォーカル）
Rob "The Honeydripper" Paparozzi(vo,hca)ロブ “ザ・ハニードリッパー” パパロッツィ（ヴォーカル、ハーモニカ）
Tommy "Pipes" McDonnell(vo)　トミー・“パイプス”マクドネル　（ヴォーカル）

(2016年3月24日木曜、ブルーノート東京、ブルーズ・ブラザーズ・バンド)
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