●アンドレ・クラウチ72歳で死去～コンテンポラリー・ゴスペルの超大物

●アンドレ・クラウチ　72歳で死去～コンテンポラリー・ゴスペルの超大物

【Andrea Crouch, Father Of Modern Gospel Music Dies At 72】

訃報。

コンテンポラリー・ゴスペルのアーティストとして、シンガーとして、ソングライターとして、またプロデューサーとして大活躍をしてきたアンドレ・クラウチが2015年1月8日、ロスアンジェルスのノースリッジ病院で死去した。72歳だった。前週土曜日（1月3日）に心臓発作で倒れ入院していた。

評伝。

アンドレ・クラウチは1942年7月1日カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。双子のシスター、サンドラがいる。父親が手広くビジネスをしており、その中で教会に出入りするうちに教会関係者と親交を得た。アンドレが11歳のときに早くも教会の聖歌隊で歌うだけでなく、まとめる役をやるようになり注目され、その後自身のクワイアーを持つことになる。

1960年には、チャーチ・オブ・ゴッド・イン・クライスト・シンガーズを結成、ここにはビリー・プレストンがいた。1968年、ゴスペル専門のライト・レコードと契約、徐々に注目される。ゴスペル界ではコンスタントにヒットを出すが、一般的、世俗的なソウル、R&Bアーティストたちとも親交を深め、新たな時代のゴスペル＝コンテンポラリー・ゴスペルの礎を形作ることになった。

この時期にはジョー・サンプル、ウィルトン・フェルダー、ディーン・パークス、スティーヴィー・ワンダーらなどとも積極的にコラボレーションを行い、ソウルともゴスペルともいえる聴きやすい作品を次々と発表。人気を博した。

中でもマイケル・ジャクソンの大ヒット「マン・インザ・ミラー」、また「ウィル・ユー・ビー・ゼア」、マドンナの「ライク・ア・プレイヤー」などのレコーディング、場所によってはライヴなどにも参加。

多数の自身のアルバム、ゲストとして参加した作品などを残している。

グラミー賞7回、４つのGMAドーヴ・アワーズなど多数の賞を獲得している。

http://www.washingtonpost.com/news/morning-mix/wp/2015/01/08/reports-gospel-legend-andrae-crouch-dead-at-72/

http://www.nytimes.com/aponline/2015/01/08/us/ap-us-obit-andrae-crouch.html?_r=0

Andraé Crouch and The Disciples

1969: Take the Message Everywhere (Light)
1971: Keep on Singin' (Light)
1972: Soulfully (Light)
1973: Live at Carnegie Hall (Light)
1975: Take Me Back (Light)
1976: This Is Another Day (Light)
1978: Live in London (Light)

Solo recordings

1973: Just Andrae (Light)
1979: I'll Be Thinking of You (Light)
1981: Don't Give Up (Warner Bros.)
1982: Finally (Light)
1984: No Time to Lose (Light)
1986: Autograph (Light)
1994: Mercy (Qwest)
1997: Pray (Qwest)
1998: Gift of Christmas (Qwest)
2006: Mighty Wind (Verity)
2011: The Journey (Riverphlo Entertainment)
2013: Live in Los Angeles

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Michael Jackson – Man In The Mirror @ Grammy 1988

https://www.youtube.com/watch?v=ljpl0neGk2Q

Andrae Crouch - I'll Be Thinking Of You　(1980)

https://www.youtube.com/watch?v=e9Dvpl3NPUg

https://www.youtube.com/watch?v=CvIxwc90BEI

https://www.youtube.com/watch?v=whjZTug_O-Y