●ボブ・バビットとファンク・ブラザーズ (パート3) | 吉岡正晴のソウル・サーチン

吉岡正晴のソウル・サーチン

ソウルを日々サーチンしている人のために~Daily since 2002

● ボブ・バビットとファンク・ブラザーズ (パート3)

【Bob Babbitt & The Funk Brothers】

動向。

ボブ・バビットは、モータウンの屋台骨を支えたバック・バンド、ファンク・ブラザーズのベース奏者だった。そのファンク・ブラザーズは、グラミーに表彰されたときに、グラミーの運営母体NARASによって、13名がメンバーとして認定された。

とはいうものの、モータウンのスタジオに出入りし、さまざまなレコーディングに参加したミュージシャンはこの3倍はいる。

一応、その13名の動向をまとめた。

ベニー・ベンジャミン(ドラムス) 1969年死去
ジェームス・ジェマーソン(べース) 1983年死去
エディー・ボンゴ・ブラウン (パーカッション) 1984年死去
アール・ヴァン・ダイク (ピアノ、キーボード) 1992年死去
ロバート・ホワイト (ギター) 1994年死去(「マイ・ガール」のイントロのギターを弾いていた人)
リチャード・ピストル・アレン (ドラムス)  1992年死去
ジョニー・グリフィス (キーボード) 2002年死去
ジョー・ハンター (バンドリーダー) 2007年死去 (下記に訃報記事)
ユーリエル・ジョーンズ (ドラムス) 2009年死去 (下記に訃報記事)

ボブ・バビット(ベース) 2012年死去
(以上、10名)

そして、元気なファンク・ブラザーズ

エディー・チャンク・ウィリス (ギター)(1959年~1972年)(1936年6月3日生まれ)
ジョー・メッシーナ (ギター)(1959年~1972年)(1928年12月13日生まれ)
ジャック・アシュフォード (パーカッション)(1959年~1972年)(1934年5月18日生まれ)

以上3名が元気にしている。

このときの認定メンバーではないが、ジャック・ブロクンシャ (パーカッション)は、2010年死去している。

~~~

次回、日曜の「ソウル・サーチン」ではボブ・バビット追悼特集をおおくりします。

2012年7月22日(日曜)『ソウル・ブレンズ』(関東地区・インターFM、76.1mhz、午後2時~4時)「ソウル・サーチン」は3時半から。
関東地区の方は、ラジコでも聴けます。
http://radiko.jp/player/player.html#INT

■ ファンク・ブラザース過去関連記事

February 04, 2007

Funk Brother Joe Hunter Dies Quietly At 79
http://blog.soulsearchin.com/archives/001561.html

モータウン・サウンドのドラマー、ファンク・ブラザーズの一員ユーリエル・ジョーンズ死去
2009年03月27日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10231330934.html

ファンク・ブラザースの快進撃は2002年秋、アメリカで映画が公開されたニュースから始まった。

1)  2002年12月2日付け日記。全米で映画『スタンディング・イン・ザ・シャドウズ・オブ・モータウン』が公開されたというニュース。ファンク・ブラザースに関する第一報。もう4年も前のことになる。

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200212/diary20021202.html 

2) 2003年4月29日付け日記。ファンク・ブラザース・ライヴ評。そのファンク・ブラザースがニューヨークで行ったライヴのライヴ評。

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030429.html

3) 2003年10月24日付け日記。日本でも映画の公開が決まり、『永遠のモータウン』の字幕付き試写を見ての映画評。

"Standing In The Shadows Of Motown": Motown's Sparkle & Shadow
「モータウンの光と影」

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200310/diary20031024.html

4) 2004年3月28日付け日記。ファンク・ブラザースの音源をCD化。

The Funk Brothers' Album Released 
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200403/diary20040328.html

5) 2004年3月29日付け日記。『ソウルブレンズ』でモータウン特集。

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200403/diary20040329.html

6) 2004年5月6日付け日記。モータウン・ニュースいろいろ。 

Motown, Motown, Motown: "To Be Loved" Would Be TV Mini-Series
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040506.html

7) 2004/05/08 (Sat)
"Standing In The Shadows Of Motown" : Story Of Unsung Heroes
映画『永遠のモータウン』関連記事・特集

http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200405/diary20040508.html

8)ベリー・ゴーディー自伝 『モータウン、わが愛と夢』 (原題 To Be Loved)(東京FM出版より発売中)

モータウンレコード創始者、ベリー・ゴーディーの唯一の自伝。ゴーディーがいかにしてモータウンを設立し、これを世界的な大レーベルにしたか。ダイアナ・ロス、スティーヴィー、マーヴィン、スモーキーらとの知られざるエピソード満載。映画に感動したら、この本でさらに感動を増幅させてお楽しみください。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/492488068X/soulsearchiho-22/ref=nosim

9) その書籍『モータウン、わが愛と夢~ベリー・ゴーディー・トリビュート 』のサウンドトラック

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FMTW/soulsearchiho-22/ref%3Dnosim/249-2275356-8019517

10) 2004/11/28 (Sun)
DVD "Standing In The Shadows Of Motown" On "Soul Blends": The Brothers Are Family

国内盤DVD発売。特典映像の紹介。

http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041128.html

11) April 11, 2006
The Funk Brothers Live: Don't Forget To Bring Lyrics Of "My Girl" ファンク・ブラザース初来日。そして、そのライヴ評。

http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_11.html

12) April 16, 2006
The Funk Brothers Again: Standing In The Light Of Motown
ファンク・ブラザース:モータウンの栄光に立って

http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_16.html

13)April 17, 2006
The Funk Brothers: Larry Johnson Story
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200604/2006_04_17.html


■ 『永遠のモータウン』ドキュメンタリー映画、DVD

永遠のモータウン [DVD]
東北新社 (2004-11-25)
売り上げランキング: 42514


同サウンドトラック・デラックス盤

「永遠のモータウン」オリジナル・サウンドトラック(デラックス・エディション)
サントラ ブーツィー・コリンズ ミシェル・ンデゲオチェロ チャカ・カーン チャカ・カーン&モンテル・ジョーダン ジョン・リー・フッカー ジャッキー・ウィルソン デニス・コフィー ジョーン・オズボーン ジェラルド・レヴァート
ユニバーサル インターナショナル (2004-10-21)
売り上げランキング: 52633



ENT>MUSIC>OBITUARY>Babbitt, Bob (1937 – 2012)