こんにちは冨永のむ子です。
今朝は朝ごはんの片付けと同時に、
ふと思い立ち牡蠣のオイル漬けを作ってみました。
長男が生まれる前に、
よく作ってたけど、
すっかり忘れてて・・、
宮島の山村商店のおかみさん
山村ゆう子さんが、
レシピを教えてく出さって、久々に思い出したの。
(ゆう子さんありがとうございます!)
漬け込んで3日~7日が食べごろ、
この時間が大切だよなー、って思っていて、
思い出したのがドライフルーツのコンポート。
左がオイル漬け。オリーブオイルとガーリック&チーズバージョン(上)と、
胡麻油とローリエバージョン。
フルーツコンポートは2日置いたら食べごろ。
この待っている間、
見た目は何にも変わっていないのに、
見えないところで熟成というか、
味が染みわたり、混ざり合い美味しくなっていく。
牡蠣もフルーツも、
採りたてが一番美味しいと思うけど、
それが叶わない時にも、
よりおいしくいただく方法を人類は編み出したんだなー。
そして、それは、
しかるべき時間をかけることの大切さを
人間に教えている気がします。
機が熟すって、本当にすべてのものにあって。
待つことは愛だなって、
こういうものを見るたびに思います。
お味噌やお酒などが発酵することも、
植物が芽を出すことも、
動物が産み月を迎えるまでも、
待つ。ひたすら待つ。
もちろん、ただなんかいいことないかなー、って待っててもダメだよ。
今日のオイル漬けも、
下ごしらえの段階で抑えるポイントがいくつかあって、
そこをすっ飛ばすと美味しくないの。
人智と尽くして天命を待つ、ってことね。
そして、その待っている間に、
待っている側が
どんな気持ちでいるかも
とっても大切なんだなって思う。
腐敗と発酵は紙一重だから・・・
組織でも何でも、
できるだけ継続していくこと、
生き残り続けることを目指すと思うんだけど、
在り方しだいでは、腐敗してしまうから・・。
待つことは愛。
そして、
待つ者の在り方が問われるよなってね。
牡蠣くんやフルーツちゃんたちを信頼して、
楽しみに待とうと思います。
今日も素晴らしい一日を!
感謝をこめて
