みなさん、こんばんは
水月志保(みずき ゆきほ)です
今日も読んで下さりありがとうございます
↓初めましての方、水月志保はこんな人です↓
前回のブログはこちら
実習前の彼はすごく
私との別れを心配していました。
どんな言葉をかけても
どんな態度で接しても
彼の不安を取り去ることは
できませんでした。
私は彼に何をしてあげられるだろうか。
彼は何が解消されれば
心配が減るのだろうか。
どうしたら実習に前向きに
取り組めるのだろうか。
(何をしてあげられる
前向きに取り組めるかって
今思うと余計なお世話よね)
実習まであと一か月ちょっと。
水月の取った行動は・・・
彼に実習の日数分、
つまり再会の日7/7までの
毎日読めるラブレターを書きました
一通ずつ封筒に入れて
各日便箋一枚以上。
(だいたい一枚でした)
合計100通以上
水月は当時から
ちょっと思考回路がズレているので
毎日手紙だけでも飽きるし、
面白味ってないよなぁ。
頑張れとか
愛してるとか
待ってるよとか
そればっかりになるし、
リアルタイムのやり取りでないから
書ける内容も狭まるよなぁ。
それに、手紙ぐらい
他の女子も100通ぐらい
書けるだろうから
それだけで安心とはならないのかな。
ということで
家の中を見渡して
当時水月父が購読していた
講談社のモーニング。
(週刊の雑誌です)
それに連載されていた
大橋ツヨシさんの
『エレキング』っていう
ギャグ四コマ漫画に目を付けた。
↓大学生になってから買いましたよ(笑)
当時水月は、テレビも漫画も自由に
見ることができなかったので
父の読む漫画やテレビは
見ることができました。
(水月父はギャグとか通じないので
エレキングは読みませんでした。)
私も彼もエレキングは
ちょっとツボっていて
四コマ漫画の一話を
毎日の手紙に入れればいいのか!
と言うことで
親がモーニングを
読み終わるのを待ち構え
エレキングのページを切り取る。
でも裏表印刷なので
家のFAXでコピーを取り
一話ずつ切り取って
手紙と一緒に封筒へイン。
(しかも次の話が見えないように工夫してコピーする徹底ぶり)
当時小遣いがなかったので
コピー代すら惜しく
家のFAXを乱用したのだが
トナー代が高くついて
あとからめちゃくちゃ
親に怒られました
でも、狂ったように
毎晩机に向かい
彼へのラブレターを書き
漫画を切り取り
FAXでコピーしている
恋の病の娘を見て
呆れながらも、
トナーや紙代は
両親が負担してくれました。
正直彼が実習へ発つ前の寂しさは
ラブレターとエレキングの収集で
超絶忙しく、
彼ほどの不安はありませんでした。
(それよりも期日に間に合わさねば
って思いが強かったです(笑))
2か月分ぐらい書いて
これってすごい嵩張るけど
彼は持って行ってくれるかな?
個室とかないから
みんなのさらしの刑になってしまうのかな?
今は私の事大好きだけど
忙しくて疲れて
それどころじゃなくなった時
この100通以上の手紙って
重苦しい以外の何物でもないよね
と不安がよぎりましたが
もう書いちゃったのでね、
せっかくなら毎日読めた方がいいから
頑張って出発までに書き溜めて
紙袋に入れて準備完了!!
彼には内緒で
出発の日の朝、渡すことにしました。
続きます。
読んでくださりありがとうございます
水月志保
いつもお花とか
女子らしく装っていますが
(中身はおっさんです)
今回のカバー画像なんじゃ
って思われたかしら(笑)
これがエレキングの漫画のキャラで
当時の漫画にこのシーンがあったのかな?
猛烈にこの目覚まし時計を作ろうと
謎のエンジンがかかり
水月は作ってしまった(笑)
今も水月実家に残されていて
私と彼に母が見せてきたので
大爆笑
このラブレターは
彼の学校の先生からも
伝説扱いを受けて語り継がれました
今彼と遠距離ですが
寂しいから会えない期間の手紙を書いて
って言われても無理だわ
若いってすごいね
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