みなさん、こんばんは
水月志保(みずき ゆきほ)です
今日も読んで下さりありがとうございます
↓初めましての方、水月志保はこんな人です↓
前回のブログはこちら
彼とは違う高校に通っていましたが、
中学の同級生で家も自転車で行ける範囲。
携帯電話も手に入れたので
メールのやり取りはできました。
ただ、通話となると
当時は通話料金がネックで、
テレホンカードをかき集めて
公衆電話から電話をしたり、
当時同じキャリアなら家族でなくても
指定番号のみ半額という
オプションだったかな?
彼が私と同じキャリアで
下四桁同じ番号で携帯を買い替えてくれました。
(私の番号は自動で振り分けられた
語呂合わせもできないような番号。
お互い公衆電話で電話をよくかけていたので
携帯番号は暗記するレベル。
同じ番号を取ってくれたようです。)
そんな感じで
会えない日もメールや電話の
やり取りをしていて
本当に仲良くしていました。
彼は専門学科の高校なので
実習で三か月以上海外に行くことになりました。
元々日本国内の実習で
電波の届かないところに行くので
連絡が取れないことは
よくあることでした。
私も学校の勉強や
塾や習い事で忙しく、
少しでも時間があれば
市の図書館や塾の自習室に籠る日々。
ちょっと寂しいけれど
実習だし、
男だらけだし
浮気する暇もないし
私も受験勉強あるから
大丈夫でしょ!
ぐらい私は構えていました。
ですが、彼の高校ではこの実習は
一大イベントです。
これから専門職としてやっていけるかの
実技試験のようなもので、
卒業試験も兼ねています。
青春真っただ中の
男子たちにとって
学業をも大切ですが、
この実習前に
別れるカップルが続出。
実習中に音信不通になり
彼女に振られる。
実習中に二股をかけられ
帰ってきたら捨てられる。
などなど。
男子たちにとっては
本当に過酷な三か月となります。
連絡が取れるのが
目的地に着いた時と
目的地へ家族がエアメールを
事前に送ることができる程度。
そのエアメールの返信を
現地から投函して
あとは帰宅までは音信不通。
その道中は連絡手段はありません。
なので彼はとっても
実習に行く前はブルーでした。
ゆきちゃんは、
浮気とかそういう心配はないし
信頼しているけど、
三か月以上連絡取れなくなると
俺の事忘れちゃうんじゃないかって
やっぱり不安な気持ちはある。
実際周りは先に別れたり、
先輩は二股かけられたり、
捨てられたりばっかりだからさ。
実習へのストレスもあるから
余計に今しんどいな・・・。
ゆきちゃん、
エアメール送ってくれる?
国際電話は高いけど
現地に着いたら連絡するから
待っててくれる?
プリクラ取りに行こう。
お守りに持っていく。
〇〇くん、
プリクラ取りに行こう!
私もお守りに
携帯の電池パックの蓋に
貼っておくね
実習まで忙しいけど、
なるべくたくさんデートしよっか!
そんなわけで
彼の高校のそばの
ショッピングセンターへ
プリクラを取りに行きました。
続きます。
読んでくださりありがとうございます
水月志保
当時のプリクラ
宝物でしたが
彼の子どもが出来た時に
最後の一枚を捨てました。
ずっと映像として
脳裏に焼き付いていましたが
一枚ぐらい残しておきたかったな。
実は再会してから
彼がプリクラを分けてくれました!
20年以上の年代物のプリクラも発掘(笑)
お互い幸せそうな顔で
くっついて笑っているものと、
実習が嫌で
シュンとした彼と
ちょっと寂し気な私の顔のもの。
手書きで
「7/7に会おう!」
って書いてありました。
本当に仲良しでしたね。
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