みなさん、こんばんは
水月志保(みずき ゆきほ)です
今日も読んで下さりありがとうございます
↓初めましての方、水月志保はこんな人です↓
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私は地元から遠く離れた
高校に入学しました。
文武両道で、
校風も進学校の中ではとても良く
中学時代とは全く別次元
男子も女子も
みんな穏やかだけど
自信に満ち溢れた
生き生きした子ばかり。
優等生だったはずの私。
最初の実力テストで
英語以外撃沈し、
彼と別れた後にできた
中学の同級生の彼氏と別れ
勉強に専念することにしました。
県内の進学校って
大学進学のライバルですから
同級生同士蹴落とし、
いがみ合い、
いじめがひどい学校も多かったですが、
母校は本当に平和だった。
残念ながら
今は疎遠になってしまったけれど、
女友達に囲まれて
勉強漬けの日々でしたが
楽しい高校生活でした。
(遠距離通学なこともあり、
痴漢やらストーカーやら
色んな被害には遭いました。
全くギャル要素はなく、
制服も校則通りの丈。
見た目はおとなしそうな雰囲気でしたが、
闇や隙があったから引き寄せたのでしょうね。)
高校二年生の頃、
長期休暇だったか
休日に補講があって
家で登校する支度をしていた。
私は遅刻しないように
必ず電車は二本前までには乗っていた。
でもその日
たまたまテレビがついていて
レイザーラモンHGさんが
シュールだけど
面白いことをやっていた。
当時はお笑いが大好きで
親に隠れてテレビを見て
嫌なことを笑い飛ばしていた。
(厳格な親だったので
テレビの番組制限とかされていました。
今は自分の意志でテレビを見ません)
とりわけ好きって訳でもなく、
嫌なことがあった訳でもなく、
その日はなぜか見入ってしまった。
ふと、我に返った時、
既に遅刻ギリギリの時間となり、
大慌てで家を飛び出した。
駅に向かう途中
長い下り坂があるのですが、
ローファーなんて履いてられない
緊急事態だったので
制服×ランニングシューズで
50m走8.2秒のスピードで全力疾走
(当時は身軽でした)
坂を下り切ったら、目の前に
彼と彼の友達が
自転車にまたがって
笑ってこちらを見ていた。
彼と私の家は距離があり、
高校も離れていたので
(どこに進学したかすら知らなった)
最寄り駅も路線も違い、
彼と会えるのは奇跡的だった。
ゆきちゃん!久しぶり!
そんなに大慌てでどうしたの?
まさか遅刻?
ゆきちゃんらしくないね
えっ!?〇〇くん!!
久しぶりどうしてここにいるの❓
話したい事いっぱいなんだけど、
実はHGに気を取られて
遅刻しそうだから、どうしよう
HGで遅刻とか、
ゆきちゃん面白すぎだよ
しかもそんなにファンじゃないでしょ。
ゆきちゃん、携帯持ってる?
俺も携帯買ったから、番号これね。
俺も話したいことあるから
後で連絡して!
ありがとう!
後で必ず連絡するね。
じゃあ電車ギリだから行くね。
ゆきちゃん!
あんまり走るとパンツ見えるよ!
見せパン履いてるから大丈夫!
またね
なんとか電車に間に合い、
遅刻せずに補講を終え、
彼に連絡をした。
なんて連絡したか
お互い覚えていなかったけど、
ずっとお互い忘れることができず、
すぐによりを戻した。
まさか恋のキューピットが
レイザーラモンHGとは
(江頭説もあったが、
彼に聞いたらHGと言うので
キューピットはHGにします)
人生何があるか分かりませんね
感動の再会なのに
私は全力疾走で
髪の毛ぼさぼさだったし、
スニーカーだったし、
目は血走ってたしで
ムードはなかったですが、
高校生活が充実していて
表情が中学の頃より
柔らかくなって
真面目なくせにズレている所が
彼に刺さったようです。
(HGだし、
制服にガチのランニングシューズだし)
それに制服姿の女子高生ですから
スケベな彼がほっておくわけない
彼も高校生になり、
背もぐっと高くなり、
がっしりして男らしくなっていました。
続きます。
読んでくださりありがとうございます
水月志保
いつ何時出会いがあるか分からないから
常にきちんとしておきたいですね。
って自分に言い聞かせています
今思えば、一回目の出会いも
全力で変態から逃げ
服も髪も乱れ、
目は血走っていたな
もっとキュンする
シチュエーションでもよかったのにな(笑)
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