今だってまだまだペーペーだけど
10年前のわたしは何かと拙かった。
誰かが、あなたはすごいですねと
褒められた時に返す
「いえ、わたしは何もしていません」
がカッコいいなぁって憧れて
ずっと真似して来たけれど
何年も、言葉ばかりで
心の中では「でも私すごいでしょ」
「褒めて褒めて」って思っていて。
ひーーーっ。
思い返すとめちゃくちゃダサい🤣
トーン・コミュニケーターの
SOULKNOCKあきです。
あの頃は本当に
窮屈だったなぁとおもいます。
同時に、やはり、苦しかったな、と。
世界には「自分の力」というものが
ドーン！と存在していて
それを見せつけないと
居場所を確保できない、という
焦りや不安がついて回っていた。
売れている人、人気のある人は
みんな力がある人に見えていて
こうならないとダメなんだと
自分にプレッシャーをかけていたな。
だからいちいち、
自分の働きはどうだったか
確認したくなるんですね。
そして一喜一憂して。
もっともっと、とエスカレートして。
そう。あの頃の私にとって、
「いえ、わたしは何もしていません。」
は、力のある人の余裕の振る舞いとして
見えていたのだと思います。
でも、やっとね、
違ったんだと分かるようになりました。
「私の力」なんて、ないんだと。
あるのは個々の特性や働きで。
全体が関わり合いながら動いている。
少し目立つ働きを持つ人と
あまり目立たない働きを持つ人がいて
両者とも同じだけ大切な存在。
わたし「が」やっている、と
思っている間は、
立ち止まれないんです。
やり続けなければ失うと思うから。
ところが、「自分の力」がなくて
みんなで地球を回している世界では
私が立ち止まったって地球は回るし
世界はなくならなくて。
皆さんの中にある働きを信じていれば
わたしが負担に感じることなんてなくて。
とても優しくて自由なんです。
いらなかったんだな。
「自分の力」なんて。
むしろ邪魔だった。
ただ、そのために走り回って
全力で取り組んだ時期は
わたしにとって大切な季節。
力を求めてもがいたからこそ、
要らなかったんだと知った今
ものすごい心地よさを味わえている。
あぁ、そうだよね。って
はっきりくっきり分かる。
ありがとう、踏ん張ってもがいた
10代〜30代のわたし。
そしてありがとう
最後の、最後まであがいた、
面倒くさいエゴたちを休ませるため
あきらめずに自分に取り組み続けた
40代のわたし。
40代は、まだ1年ちょっと
残っているけれどね。
ここまでこれたら、もう、
あとはパラダイスだなーって感じています。
いいことしかない、
ということではなくて。
どんなことも必然なのだと
感覚的に受け止められる安心感があるから。
ちなみに・・・今でも、
褒めて褒めてって言いますけど
それは戯れなので
軽くいなしてくださいな😆
【SOULKNOCK あき】
「本当の音色」で自分自身と
深くつながり、優しい関係を育む
トーン・コミュニケーター@浅草
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