突然ブリーフをやめた父 | アフロな毎日☆

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赤裸々に、微笑ましい日々。 …だったらいいなぁ。 アフロヘアーではないけれど、アフリカンな心持でいたい、トーン・コミュニケーター「あき」の野生なアレコレ☆ ジャンベ+ヒプノセラピー+仮面心理学。東京・浅草の心理サロンSOULKNOCKより発信中。



来年には喜寿を迎える私の父。


母も75で、二人とも

質素で真面目な暮らしから

コツコツと頑張って

高度成長期の波に乗り

子ども3人それぞれに、

望む教育や体験を

思う存分させてくれました。


今でこそ、毎年一人で

世界遺産を巡る海外旅行へ

出かける父ですが、

タバコも賭け事も女遊びもせず

仕事が終わったら、

まっすぐ自宅へ帰って

家族と夕食をとる…


本当に真面目に家族のために

働いてきた人です。



そんな父の、

私にとっての象徴は

グンゼの白いシャツと

ブリーフでした。


毎年、正月に母が

新しい下着を用意する。


それは50年続いた行事で

私も小学校低学年までは

毎年グンゼの白いインナーと

パンツでしたが、

高学年からは、柄の入った

可愛いものを自分で選んで

買ってもらっていました。


父は変わらずグンゼの白。


振り返ると、それは

彼の真面目さや

家族(妻)を尊重する姿勢が

現れているように感じます。



そんな父がジムへ通いだして

もう何年になるかなぁ?

退職してからずっと

週3日のジム通いを

続けています。


お酒が好きな人なので、

いつまでも呑める身体を

維持するためのジム。

そういう思考も好き(笑)


ある日、ジムから帰った父が

母に突然言ったそうです。


白いブリーフをやめて、

色のついたものにしたい。

形はボクサーパンツが良い。


ジムで着替えるときに、

周りの男性たちが

誰も白いブリーフを

履いていないことに気付き、


自分も他の男性たちのような

若々しいパンツを履きたいと

思ったようです。



私ねぇ、

この話を聞いて、

すっごく嬉しくなったの。


父が家族のために

尽くしてきてくれたことは

本当にありがたいけれど、

父自身を、もっともっと

真ん中に置いて

人生を楽しむ様子を

見たいなぁと思っていたから。


50年履き続けたグンゼは、

タンスの奥に並べられ、

今、干される洗濯物は

スタイリッシュな

ボクサーパンツ。


夫でも父でもなく、

彼個人としての選択。



母も、張り切って

色々なお店へ足を運んで

父のパンツを買っていました。


はっきりとした希望を

伝えられた方が

嬉しいのよね。


そんな母は、俳句にハマり

毎日感性を動かして

世界を眺めて句を作り

何やら忙しそうです。




両親の余生は、

なかなか楽しそうだなぁ

と思う。


その娘でいることを、

幸せだなぁと思うのです。





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