能登演劇堂で『まつとおね』を鑑賞。満員御礼状態。嬉しいことだ。地元の小学生も先生に引率されてきていた。楽しかったのかどうか聞いてみたい。
内容は,利家の正室・まつと秀吉の正室・おねの会話のみで進んでいく,一代(一大?)ドラマ。
豊臣家を守るために自分の大切な人々が沢山死に,結果として豊臣家自身もなくなってしまう「おね」側と,とりあえずは人の顔色を見てうまく振る舞って(失礼!),結果として100万石の大大名となる前田家の「まつ」側との対比がおもしろい。
能登演劇堂の特徴であるバックの景色もちゃんと生かされていたぞ~。どこだかは言わないけど…。
戦いばかりの世の中に対して,「命こそ大切」と訴える演劇だった。
わたしは,次のようなメッセージが伝わってきた。
ウクライナよ。早く戦争をやめよう。負けるのが嫌だと言っている場合ではない。このままでは,たくさんの人の命もウクライナ自身も全部なくなるぞ。