生き物観察会の打ち合わせ始まる
今日から,10年前から珠洲市が行ってきている「生き物観察会」の打ち合わせが始まった。
この行事は,小学校3年生(を含む複式学級)を対象として,年に2回(初夏と初秋),校区にある田んぼやため池,河川などで,生き物調査をするというものだ。今年は,正月の地震で開催が危ぶまれていたのだが,ゴーサインが出たらしい。
担当部署は企画財政課自然共生室。NPOおらっちゃがその事業を受託している関係で,観察会担当のわたしも打ち合わせに同行しているのである。
今日は,みさき小学校と若山小学校に行ってきた。
みさき小学校近辺
三崎町にあるみさき小学校は,海に面した学校である。
学校の運動場は仮設住宅の建っており子どもたちは授業や遊びには使えない。
学校前の海岸では,町の人たちが出て,重機を使って,津波で流れ着いた流木や舟などの瓦礫や,玄関前の大量の砂などを片付けていた。
ここにいたお父さんに聞いたところ,「10日ほど前からこの粟津の海岸沿いを,みんなで清掃をしてきた」とおっしゃっていた。
寺家漁港
学校の近くの寺家漁港も見てきた。
このあたりの海岸は,毎年5月末にNPO主催のアサギマダラ観察会を行っている場所だ。
1mほど海岸が隆起していた。海がとても遠くになっていた。
漁協には,気合の横断幕があった。
人は誰もいなかった。
通水見通しがひと月も伸びた
なるべく期待しないようにしているのだが,こうして,目標が一か月も伸びたりすると,やはり気分が落ち込む。
宝立町の通水見通しは,当初4月上旬だったのに,今月の12日過ぎに4月下旬に延びていた。そして,今日のメールでは,5月下旬まで延びてしまった。
こういう姑息なことをすると,もう誰も市役所発表を信じなくなりますよ~なんて毒つきたくもなる。
お~,いかんいかん。
一生懸命やってくださっている人がいるんだから…。
でもでも…。
神さんはさっそく「もう一度,関西へ避難しよう」と言い出しているが,さてさて。