尾瀬あきら著『光の島』(全8巻) | 世の中まとめて好奇心

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 過疎が進み,子どもたちがいなくなり,小中学校が地域から消えていく…わたしの生まれ育った市も,そんな場所です。このマンガは,沖縄の唄美島という小さな島に小学校がなくなってしまうことに危機感を覚えた島民たちが,余所(といっても,もと島出身者の関係の子ども)から子どもを連れてきて,なんとか小学校を存続させようとするお話です。

 最初,学校存続という大人の都合だけで,子どもの一生に関わることをやってもいいのかということがメインで話は進むのですが,その小学校に通い出した子どもたちにとっては…。

 そのうち,都会の学校に合わなくなって不登校になったりした子たちが,自主的に島にやってきたりして…。

 2022年5月26日のテレビに,隠岐島の高校に生徒が集まりだしているというような話が出ていました。都会の生活と田舎の生活。今,Iターンの人たちも増えています。わたしが住んでる市も同じ。自然で囲まれているよさを感じて来ているのです。

 『光の島』の光は,主人公の子どもの名前でもあります。その光は,みんなの心を照らしてくれました。

 

 そうそうこの本は,いざというときにお世話になっている歯医者さんに頂きました。あとは,サークル仲間が読むことになっています。