『たのしい授業』(2019年8月号)で紹介されていたので,手に入れて読んでみた。おもしろかったよ~。
いやー,面白いことを研究している人がいるもんだ。そして,そのオモシロ論文を見つけて,自分なりの言葉でツッコミを入れ,さらに,元の論文のおもしろさを引き立ててしまう筆者の辣腕には脱帽である。
このKindle版は,2冊合本であるだけではなく,おそらく,後日談も含まれている。だから,紙版よりも大変お得だ。
わたしが,この本を手に入れたのは,第1巻目に「コーヒーカップの音の科学」という論文が紹介されていることを知ったからである。
この「コヒーカップ」の論文を書いたのは,私も所属している仮説実験授業研究会会員の塚本先生(当時)だが,その先生の話の中に,しっかりと仮説実験授業についての紹介も出てくる。塚本先生の話は,第2巻の『続編』にも紹介されていた。塚本先生の研究姿勢が仮説実験授業から来ていることや,その研究方法を児童生徒に教えるものとして仮説実験授業があることにも触れている。
とにかく,本書には,研究を楽しむ大人たちがたくさん出てきて,笑いながら読んでいるうちに研究してみたくなってくる。「論文はかたい」と思っている方,ぜひ,本書を手に取ってみて欲しい。しかし,ホンモノの論文に当たってみようと思ってしまうかもしれないので,ご注意を。
このKindle版は,2冊合本であるだけではなく,おそらく,後日談も含まれている。だから,紙版よりも大変お得だ。
わたしが,この本を手に入れたのは,第1巻目に「コーヒーカップの音の科学」という論文が紹介されていることを知ったからである。
この「コヒーカップ」の論文を書いたのは,私も所属している仮説実験授業研究会会員の塚本先生(当時)だが,その先生の話の中に,しっかりと仮説実験授業についての紹介も出てくる。塚本先生の話は,第2巻の『続編』にも紹介されていた。塚本先生の研究姿勢が仮説実験授業から来ていることや,その研究方法を児童生徒に教えるものとして仮説実験授業があることにも触れている。
とにかく,本書には,研究を楽しむ大人たちがたくさん出てきて,笑いながら読んでいるうちに研究してみたくなってくる。「論文はかたい」と思っている方,ぜひ,本書を手に取ってみて欲しい。しかし,ホンモノの論文に当たってみようと思ってしまうかもしれないので,ご注意を。