仮説実験授業《世界の国旗》をやってから,国旗にうるさくなりました。
今日独立したという南スーダンの国旗も気になったのでネットで調べてみました。
新国旗は右のようなものでした。まさにアフリカ色の6色です。
黒は「民」(黒人)を,赤は内戦で命を落とした人々の「血」を,緑はアフリカの国土,白は「平和」を意味しているそうです。また水色は「ナイル川」で,その中心部にある黄色(金色)の星は「団結」を表しています。この黄色の☆は,「ベツレヘムの星」「クリスマスの星」とも呼ばれキリスト教にとって大切な星です。
もともとスーダンはイスラム教の国でしたが,南部地方はキリスト教徒が多く,それが内戦の火種となっていたようです。国旗の形はもともとのスーダンの旗(真ん中)とあまり変わりませんが,「ベツレヘムの星」があるかどうかは,独立派にとってはとても大切なのです。
南スーダンの国旗は,もともとスーダン人民解放軍(SPLM)の旗でした(一番下)。ただし,星は傾いていませんでしたが…。
下のページはSPLMのサイトです。新国家が流れてきます。