10か月ぶりの茶事です。

いつの間にか令和になって、年も明けてあっという間に冬が終わろうとしています。

コロナウィルス感染対策も大変な状況ですが、春になれば落ち着いてくれるでしょうか。

久しぶりのお茶事なので、基本に戻って、迎えつけ→炭手前→懐石→濃茶→後炭→薄茶
とすすみました。お棚はなく、運び点前です。

後炭は勉強不足で手前が頭に入っていません。

皆であーだこーだ言いながら炭を動かし、炭明かりを皆で見ながら楽しみました。

 

寄り付き:お雛さまと桃

本席のお軸:春風致和

 

懐石

汁椀:手毬麩・みつば

向付:のカルパッチョ

煮物:帆立のしんじょう・芹

焼物:鰆の西京漬け

預鉢:春菊とえのきの和え物

    炊き合わせ(海老・牛蒡・大根・筍・椎茸)

吸物:ラフランス

八寸:独活・牡蠣

香物:沢庵・青菜・生姜

  

主菓子:きんとんで「花紅」

お釜:姥口釜 菊池政光造

濃茶:天拝の昔 芳香園

薄茶:小倉山 小山園

次回はもう風炉になっているでしょうか。季節のめぐりは早いです。

初風炉の茶事に挑戦したいと思っています。

 

道具がそろわないのですが、練習会をやってみました。

鉄釜と炭で炊くご飯、とても美味しくいただきました。

それだけで成功と言って良いですね。

 

向付 鯛の昆布締め

煮物 卵豆腐・海老・そら豆

焼物 鰆の塩麴漬け

預鉢 山菜の和え物

    新牛蒡・筍・鞘えんどう・人参・新玉葱鶏団子

汁椀 手毬麩白みそ仕立て

箸洗 甘夏

八寸 白魚の油揚げ煎餅

    アスパラのバター醤油

香物 沢庵・キャベツの浅漬・菜の花

和菓子 練り切りで「春の野」

干菓子 和三盆「母の日」 

濃茶 明(さやか)の昔(一保堂)

薄茶 小倉山(小山園)

 

今年の冬は少し暖かいけれど、席入りの時に炭で沸いた釜が

ある部屋、ろうそく灯りの素敵な空間に入れるのは幸せですね。

お料理は今日も持ち寄っていただき、参加費2000円で十分御馳走です。

汲み出しに甘酒

お膳は、梅麩とからしの汁椀

鯛の細造の向付、加減酢かけて

百合根饅頭の煮物椀

焼物は鰤の塩麴漬け焼き

預鉢は法蓮草と榎の和物

炊合に豚の角煮・大根・金時芋・牛蒡・卵

彩りが悪いなと思ったけれど、ちょうど薄暗い時には良いですね(笑)

箸洗はキウイ。暗闇だと味覚に集中するらしく、

何が入ってるか一生懸命考えたそうです。

八寸は海老と大きな白豆

香物は沢庵・白菜浅漬け・野沢菜

主菓子は温かい薯藷まんじゅうです。

 

濃茶は明(さやか)の昔 一保堂

薄茶は小倉山 小山園でした。

 

初めてろうそくの芯を切ったり、手あぶり使ったり、

止め炭なるものを経験しました。

おかげで続き薄茶がグダグダになりましたが、

しっかり復習し次回に備えたいと思います。