こんにちは!
実は当ブログ、5月7日で、㊗10周年!になります。
今回は勝手に講座企画を試験的にやってみたいと思います。
好評なら2回目以降もあるかも?
今回、もうすぐゴールデンウィーク!
と言うことで切符の買い方を紹介します!
切符の買い方と言っても今回は長距離きっぷや特急券・新幹線券などの買い方を取り上げます。
まず、切符の種類です。
え?切符は切符でしょ!て思うかもしれませんがいくつかのタイプに分けることが出来ます。
1、乗車券
いわゆる普通の切符で、電車乗るためには必ず必要です。
フリーきっぷや定期券、回数券、最近普及したICカードなども乗車券の一種です。
2、急行券・特急券・新幹線券
急行列車(主に地方私鉄やJRの一部の臨時列車)、特急列車や新幹線等に乗るための切符です。
JRの場合
日付のみの指定で、列車指定も座席指定も無く、指定された日付内なら好きな列車の自由席車両に乗れる自由席券、
日付の他に列車が指定された乗車整理券(ライナー券など)、
座席まで指定された指定席券
等があります。
3、その他(グリーン券・快速指定席券等)
グリーン車等、ハイグレード車両に乗るための切符(グリーン券)や
臨時快速に多い指定席に座るための(快速)指定席券等、主に1、2に分類されない各種乗車券です。
これ以外にもいろいろありますが、全部片っ端から紹介するとキリがないので、切符の紹介はこれぐらいにしておきます。
それでは本題、電車の切符、どこで買う?です。
今回はJR中心に話を進めます。
近距離(概ね片道80km程度)までの切符は一般的な自動券売機(お金を入れたり、「きっぷ」「乗車券」などと書かれた項目を選択するとズラリと金額が出てくるタイプの券売機)で買えます。
JRでは駅にもよりますが大体1500円~1700円を超えると基本的には一般的な自動券売機では買えません。(金額が出てきません)
また(一部の特急・新幹線停車駅などで、自由席券を除き)、一般的な券売機では原則、急行券や特急券、新幹線券を買うことが出来ません。
ではどうすれば買えるでしょうか?
答えとして
みどりの窓口(JR東海では「JR全線きっぷうりば」と案内)
指定席券売機(JR西日本では「みどりの券売機」と案内)
インターネット(えきねっと、e5489など)
旅行会社
で買うことができます。
ではそれぞれのメリット、デメリットを紹介します。
1,みどりの窓口
みどりの窓口では、JRであればほとんどの全ての乗車券や急行券、特急券、新幹線券等、各種きっぷを買うことが出来ます。
なおJR東海では「JR全線きっぷうりば」となっていますが、みどりの窓口と全く同じです。
メリット
ある程度希望の列車や時間帯、区間などを伝える(又は申込用紙に記入)すれば、専用のコンピューターで調べてもらえ、そのまま買うことが出来るので、旅行初心者でも安心して買えます。
またほとんどのJRが運行する列車の座席指定を(空いていれば)自分の好きな所を注文できるのも特徴です。
また2以降の方法では一部の臨時列車などは買えないのに対し、JRが運行するすべての列車の乗車に必要な切符類を買うこともできます。(旅行会社や旅行商品(OOツアー号みたいなの、初詣号、初日の出号の等一部)の団体用列車を除く)
デメリット
空いていたり、比較的窓口の規模が大きい駅ではまだいいが、駅や年度初めなどは混みやすく、長時間待たされることもある。
特に年度初めでは、ゴールデンウィークの切符購入に加え、新規定期券購入で大変混雑することもあるようです。
また最近は窓口営業している駅が少なくなっており、窓口のある駅まで行く手間がかかります。
2、指定席券売機
JRの会社により少し色が異なるが、このような券売機、見たこともある方もいると思います。(画像はJR東日本の2022年現在標準タイプのもの)
一部の駅の指定席券売機の中には電話機や会話機能が付いており、オペレーターの方に相談したり、特殊な乗車券の一部を購入することも可能です。
指定席券売機では設置駅管内JR会社の多くの列車の切符類や長距離きっぷを中心に乗車券を買う事が出来ます。また購入駅発着以外にも例えば隣駅発着のを買う、購入は東京駅だけど出発は品川駅発みたいな感じで、購入駅以外からの乗車券も対応しています。(近距離乗車券も買えますが駅により?近距離乗車券については購入駅発着か特急券などと一緒に購入じゃないと受け付けない設定になっているようです)
メリット
みどりの窓口に比べれば比較的空いています。
また購入駅のエリアを中心に、フリーきっぷの購入も可能です。
また多くの定期列車や臨時列車の切符類が購入が可能です。
多くの列車の指定席で自分で好きな座席を選ぶこともでき、また空いている号車、混んでいる号車等を自分で見ることが出来ます。
一部を除き定期券、回数券も購入できます。
デメリット
購入内容によっては行程が10~20以上操作しなくてはならないこともあり初心者や慣れていない人は時間がかかってしまったりすることもあります(初心者や慣れてない人は設置台数の多い駅での購入をお勧めします)
また一部の臨時列車など指定席券売機で買えない列車もあります。
また自分もかつてやってしまったことがあるのですが、列車ごとに別々に買ってしまい、本来同時に(1回の操作)買えば乗り継ぎ割引(新幹線~在来線特急などでは一部を除き乗り継ぐことで割引になることがあります)で購入可能なのに、別々に買ってしまったことで割引が適用されないということもあります。
3、インターネット
※画像は自作のイメージです。
最近ではJR各社が予約サイトを持っており、インターネットからでも列車や乗車券の予約が可能になっています。
(JR東日本「えきねっと」、JR西日本「e5489」などがあります)
メリット
駅まで行かなくてもいつでもどこでも必要になった時、空き時間で予約できます。
管内のJRであれば基本的に座席指定もできる。
デメリット
基本的にクレジットカード決済のみとなる。
また駅の指定席券売機などで切符類への引換が必要。
JR東海のスマートEXなどでは東海道・山陽・九州新幹線のみ予約可能など、購入区間や範囲に制約がある。
4、旅行会社・代理店で購入する
※やはり勝手に作ったイメージです。
多くの旅行会社・代理店でもJRの乗車券を発売することが出来る機械があります。
メリット
駅まで出向かなくても良い。
駅ではせわしない場合もあるが、旅行会社・代理店の場合比較的空いており、ゆっくり相談することが出来る。
場合によってはJR+宿泊や観光施設などへの入場券などのセットで通常の合計より安く購入できることや、セットなどではすでに専用席・専用枠などを確保してあるばあいもあり、駅や宿泊施設公式サイトなどで満席・満員になっていても予約が取れる場合がある。
またセット以外でも切符類以外の旅行に必要な手配をまとめて行うことが出来る(宿泊、観光施設、現地のフリーきっぷ、タクシーの予約など)
またケースは少ないが勤め先と旅行会社等が提携している場合、専用回線や専用窓口があり、勤務の合間に買うこともできる場合ある、ただし条件がある場合が多いようです(業務上必要な場合のみ販売や逆に福利厚生の一環で個人的利用も可などもあるようです)
デメリット
旅行会社・代理店では混雑防止のため、相談や購入が予約制の場合があります。
販売する切符の内容によっては購入できない場合がある。
切符類だけの場合や旅行の全ての手配(セットやツアーなど一部を除くパンフレットやホームページに乗っているものを除く)を旅行会社・代理店で行う場合は手数料が取られる場合がある。
ここで良くありそうな質問!
1、私鉄の切符は買えますか?
A、基本的に買えませんが、JRとの直通先の場合、JR区間発着の場合は買えることもあります。なお私鉄会社は旅行会社・代理店によっては私鉄分を購入することもできます。
2、当日、朝早くから利用予定、、営業時間をみたら指定席券売機も窓口もやってない!買えない!
A、1ヶ月前の午前10時から各種購入方法で購入できます。
事前購入をお勧めします。
3、列車のある時間・区間が分からない
A、時刻表で調べれますが、そんなのも面倒!と言う人はインターネットでもある程度調べれます、なお臨時列車などはインターネットでは反映されないこともあるので注意が必要です。
空いていればみどりの窓口や旅行会社・代理店に聞いてみるのもいいかもしれません。
今回は長距離きっぷなどの購入場所を中心にお届けしました!
ぜひ今後のお役に立てれば幸いです。
もし質問等があればコメントお寄せください!
ご乗車ありがとうございました。
次回もお楽しみに!