【東京観光案内?】水上バスに乗ろう! | 勝手に交通&舞浜D研究所!

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こんにちは!
 

東京に観光に行きたい!でも今は行くのは難しい!

そんな全国の皆様に少しでも東京の魅力を知っていただき、イメージして頂けると幸いです。

UP主が1都民としてぜひオススメしたいスポットや観光にまつわる便利情報などを紹介出来たらなと思います。

 

 

※この記事の一部はコロナ渦以降に撮影したものです。

撮影時は、外出時間を極力短くし、また、感染予防を徹底(手洗い、うがい、手指の消毒、マスクの着用等)、密をさけての施設・乗り物利用

をしております。

 

普段は電車や陸上の方のバスの記事が多いですが、今回は同じ交通の仲間である船、水上バスにスポットを当ててみたいと思います。

現在、東京の水上バスには大きく分けて3つの会社が運航しています。

 

①東京都観光汽船

多くの方が東京の水上バスと言ったらこの会社の事だと思います。現に東京で水上バスと言えばこの会社を指すことが多いです。

今回の記事でもこの会社を取り上げます。

 

②アーバンランチ

まだあまり知名度がないですが、東京都観光汽船の系列会社が小型水上バスで運航する、地域特化型水上バスです。船はプライベートクルーザのような造りをしており、個人チャーターも対応しているようです。地域特化型なので、愛犬や自転車と一緒に乗れるのも特徴です。

 

③東京水辺ライン

こちらは知っている人知らない人別れると思います。

隅田川などを走っている平べったい白い船体の水上バスです。こちらは準備が出来次第、取り上げます。

意外と知られていないですが、都立公園等を管理する東京都公園協会が運航してます。(東京都の直営事業に近いですが、東京都交通局(都営バスや都営地下鉄を運行)とは違います)

 

今回取り上げるのは①の東京都観光汽船です。

 

まずは今回取り上げる東京都観光汽船について簡単に説明します。

・ルーツ→もともと両国~浅草間を明治時代に始まったのが最初のようです。

・主な運行エリア→隅田川とお台場です。

・料金、乗船方法→乗船区間により変わりますが、大体500円~2000円程度です。乗船方法は乗り場により異なりますが、基本的に乗船前に自動券売機又は窓口にて乗船券を購入し、乗船します。またネットによる予約購入(クレジットカード決済のみ)も可能です。

・乗船場所→下記参照

①浅草(吾妻橋横)→雷門や東武浅草駅の近くの吾妻橋(赤い橋)横にあります。

②浜離宮→浜離宮庭園内にあります。隅田川ライン専用で日の出桟橋方向のみ経由(浜離宮から浅草へは日の出桟橋経由で利用可能)、ただし、桟橋は浜離宮庭園内にあるので、乗下船の際は必ず入園料が必要。

③日の出桟橋→ゆりかもめ日の出駅から竹芝・新橋方向に徒歩約3分、このほか竹芝桟橋などからも近いです。浜松町駅から

徒歩約20分でもアクセス可能、東京都観光汽船のターミナルで未来型水上バス専用航路の一部を除き乗船可能

④お台場海浜公園→お台場海浜公園内にあり、砂浜に近い場所です。分からない場合は1回海岸線まで行くと海の上に屋根付き桟橋(船着き場)があるのでそこを目指しましょう。

⑤青海(パレットタウン)→ゆりかもめ青海駅のすぐそばにあります。運行している日が少ないので運行日を確認してから行きましょう。

⑥有明(東京ビッグサイト)→ゆりかもめ東京ビッグサイト駅のそばにあります。ビッグサイト内には入らず1回道路に降りていく方が分かりやすくて楽です。

⑦豊洲(ららぽーと豊洲)→大型ショッピングモールららぽーと豊洲内にあります。海側のテラスを目指すと乗り場があります。なお未来型水上バス(と一応アーバンランチ)のみ寄港します。

⑧浜松町(ウォーターズ竹芝、アトレ竹芝)→ウォーターズ竹芝内の船着き場から出てます。なお未来型水上バス『ヒミコ』(と一応東京水辺ライン)が寄港します。

 


続いて運航コースです。

※ここでのコース呼び方は公式サイト表記の呼び方と異なり、分かりやすいように呼び方を一部変えています。

ご注意ください!

 

未来型水上バス専用航路

未来型水上バスは2階建て船舶より少し低いですが、2階建て船舶が隅田川の橋が潜れない場合(特に低い永代橋)は欠航になるようです。

おそらく乗船客が定員制かつ乗船可能定員は通常タイプよりかなり少ない(通常タイプ2階建てで約300人程度に対し未来型は半分~1/3以下)なので振替できないからのようです。

 

・浅草ーお台場直行ライン(エメラルダス専用)『浅草~お台場海浜公園』

未来型水上バス『エメラルダス』によって運行される航路です。

特徴は浅草とお台場をノンストップで結びます。

展望デッキはお台場行きの隅田川の永代橋通過後→お台場海浜公園のみ利用可能です。


・浅草ーお台場直通ライン(ホタルナ専用航路)『浅草~日の出桟橋~お台場海浜公園』

未来型水上バス『ホタルナ』の航路です。

特徴はエメラルダスは日の出桟橋に寄らないのに対し、こちらは日の出桟橋に寄港します。

そのため当ブログではエメラルダスは『直行』、ホタルナは『直通』とさせていただきます。

展望デッキはお台場行きの隅田川の永代橋通過後→お台場海浜公園のみ利用可能なようです。

 

・浅草ー豊洲・浜松町ライン(ヒミコ専用航路)『浅草→豊洲→浜松町→浅草』

未来型水上バス『ヒミコ』専用航路で、東京都観光汽船唯一豊洲と浜松町に寄港するコースです。

ヒミコは当初、ホタルナ航路の浅草行きのみ日の出桟橋寄港するルートで運航していましたが、その後ららぽーと豊洲開業に合わせ、浅草→お台場海浜公園→豊洲→浅草になったあと、ウォーターズ竹芝開業に合わせ現行コースに変更されてます。

なおヒミコには展望デッキはありません。

 

通常航路

・隅田川航路『浅草→浜離宮→日の出桟橋~浅草』

浅草と日の出桟橋を結ぶ航路で、はとバスのコースに組まれることも多いです。

はとバスのコースでは浅草発は『隅田川下り』、日の出桟橋発は『隅田川橋めぐり』と案内されることが多いようです。

浅草発のみは浜離宮開園日の開園時間帯は浜離宮に寄りますが、それ以外はは浅草~日の出桟橋直行となります。

なお、浜離宮で乗下船の場合、浜離宮園内に桟橋があるため浜離宮入園料が必ず必要になります。

1階席の一部はネット予約専用指定席になっています。

2階建て船舶が隅田川の橋が潜れない場合(特に低い永代橋)は欠航になります。(状況により欠航直前に1階建て船舶『いりす』による救済便が運航されることもあるようです)

またこのため通常は2階建て船舶では比較的高さを抑えている『竜馬』『道灌』が中心に使用されています。

予備で『リバータウン』が使用されたり、船体が高い『ジュビリー』は潮位が安定している時の他船の点検時等で使用されることもあるようです。たまに『いりす』も使用されますが、1階建て構造(2階は全面展望デッキ)で予約席が無く、全席木のベンチです。

『海舟』は船体が高いため、隅田川ラインには滅多に入らないようです!(ただし過去に運航実績はあるようです)
展望デッキは通常利用できませんが、桜の時期は浅草付近でのみ展望デッキを開放する場合があるようです。

 

・お台場ライン『日の出桟橋~お台場海浜公園』

日の出桟橋とお台場海浜公園を結ぶルートです。

隅田川ラインと異なり、一般船舶であれば使用船舶に制限がないですが、『ジュビリー』が多く、『いりす』『海舟』『リバータウン』が予備で使用することが多いようです。『道灌』『竜馬』はほとんど隅田川ライン専属状態であることから全く使用しないわけではないですが、あまり使用されないようです。

展望デッキは天候や波の状態にもよるが原則解放されています。

 

・パレットタウンライン『日の出桟橋~パレットタウン~有明(ビッグサイト)~日の出桟橋』

日の出桟橋からパレットタウンや有明を結ぶ航路、有明西運河(お台場と有明の間を流れる運河)を通るが、少し低い橋が多いのが特徴です。

2021年9月現在、基本的には休止中であるが、東京オリンピック・パラリンピック期間中、お台場海浜公園一帯が会場になり、開催期間と会場の準備・撤収作業期間はお台場海浜公園に寄港出来ないため土休日に限り、救済としてパレットタウン発着のみ(ただし7月までの一部運航日程の一部便は有明にも寄港)運航していました。

運航時は基本的に1階建て船舶の『いりす』が使用され、たまに『ジュビリー』『海舟』等が使用されているようです。

隅田川でも使用可能な『道灌』『竜馬』『リバータウン』でも運航可能ですが、あまり使用されないようです。

展望デッキは原則解放されませんが、1階建て船舶である『いりす』のみ、条件によっては開放される場合もあるようです。

 

※過去の航路では

2000年代前半までは江戸川(旧江戸川含む)にも航路があったり、2000年代後半までは葛西臨海公園や大森海岸のしながわ水族館にも航路があり、今よりも船舶数や運行エリアが広かったです。

 

続いては船舶紹介です。

 

まずは未来型船舶からです。

 

こちらは手前がエメラルダス、奥がヒミコです!

エメラルダスは最新鋭の水上バスで2018年にデビューした三代目未来型水上バスです。

船内はほとんどがテーブル席になっており、一部予約席のコンパーメント席があります。

後部には簡易的なソファー席(一部優先席)があります。

 

ヒミコは2004年にデビューした初代未来型水上バスで、斬新なデザインで当時大注目だったのを覚えています。

現在は3隻体制になり、未来型水上バスは予約なしでも乗りやすくなりましたが、当時のヒミコは予約客などでほとんど満席になり、当日直前に来た場合は乗れないことがほとんどでした。

ちなみに東京都観光汽船の水上バス唯一展望デッキがありません。

 

こちらはホタルナ

ホタルナは二代目未来型水上バスで、ほかの未来型2隻に比べ、少し平べったい造りが特徴です。

さすがにヒミコの展望デッキが無いのは不評だったのか、展望デッキが復活しています。

 

続いては一般型です。

 

まずは道灌

道灌は基本的に隅田川ライン専属状態であり、あまりほかの航路には使用されません。

少しクラシカルな造りが特徴で、船内の雰囲気がなんとなく舞浜の冒険の海をテーマにした有名テーマパーク内を走る船の雰囲気があるかも?(個人的な見解です)

 

続いて竜馬

竜馬は道灌の先輩船で赤色なので遠くからでも目立ちます!

やはりクラシカルな造りとなっており、こちらもほとんど隅田川ライン専属状態です。

隅田川ラインに行けばほとんどの確率で道灌か竜馬に乗れます!

 

続いてジュビリー

ジュビリーはデザインからして意外と新しそうに見えますが、こう見えて道灌や竜馬よりもベテランの船で1991年製だそうです。

このデザインは「今、新しく作りました!」と言っても知らない人からはバレなさそうなほど、いいデザインしてますね。

基本的にはお台場ライン専属状態ですが、時々隅田川ラインに入ることもあります。

 

この2枚は隅田川ライン使用時に撮影したもので、竜馬、道灌が定期メンテナンス時などに隅田川ラインに入ることが多いです。

この日は道灌のメンテナンス期間であり、代走しました。

ちなみに東京都観光汽船サイト内の予約サイトを見ることで隅田川ラインでジュビリー代走か分かります。

と言うのも隅田川ライン1階席窓側は予約指定席となっており、それで分かります。

まず予約サイトに入り浅草発、日の出桟橋着(もしくは逆)を選択し、乗船時間を適当に選びます。(ホタルナ以外で連続する2便を確認する必要がありますが)

オプションのところに予約席でL-1~7、R1~7の7列選択(ただしL・Rの6列目と7列目は予約状況により当日?開放されるようです)できますが、ジュビリー代走の場合は最初からL4とR4が予約できない(L4・R4と横線で消されます)のでその場合はジュビリーが代走の可能性が高いです。

理由は簡単でジュビリーは1階席が1列少ないからです。

ちなみにその便全部横線で消されているときはこの後紹介するいりすが代走します。

いりすは1階建てで全席ベンチタイプの長椅子で、予約席の設定が出来ないからです。

 

続いてはいりすです。

いりすは1階建てで2階は全面展望デッキとなっています。

パレットタウンライン運行日は高頻度でしようしますが、パレットタウン航路が休止になったあとはお台場及び隅田川ラインの予備状態になってます。
船内の座席はオール木のベンチとなっています。

 

虹のような模様、よく見ると3色だったりします。

 

未来型のエメラルダスからみたいりすです。

この日は隅田川ラインで代走してました。

隅田川ラインに入るのもここ最近少し多いです。

ちなみに水位・潮位によりますが、パレットタウンラインやお台場ラインは展望デッキを開放しますが、隅田川ラインでは永代橋がかなり低く、1階建てでも高身長の方だと橋にぶつかる危険があるためいりすでさえ展望デッキを開放しません。

(東京水辺ラインでは水位・潮位が高い場合を除き展望デッキを隅田川でも開放していますが、永代橋等ではしゃがむように指示が出ます。)
 

 

こちらはお台場ライン代走のいりすです。

これは上のジュビリーが隅田川ラインの日に撮影しました。

今は予備状態のため稼働する機会が少ないが、他船の定期メンテナンス時があると稼働率が上がりやすいようです。

 

続いては滅多に動かない海舟です。

海舟は黄色い船なので目立ちます。

が、稼働率が悪く、UP主がいまだに乗船したことのない唯一の東京都観光汽船です。

展望デッキも先輩船の竜馬、道灌より拡大されているようで、このほかに2階席にテラス席が設けられるなど、従来船より大きく変更されてます。

船高が比較的高いようで、隅田川ラインには滅多に使用しないようです。(ただし全く使用したことがないわけではなく実績はあるようです)

今は予備の予備状態なのか、稼働はほとんどしません。

ちなみに水上バスの桟橋以外の係留場所は2か所あり、写真の場所はウォーターズ竹芝の船着き場のところです。

もう1つは隅田川出て向い側、豊海水産埠頭(都営バスで東京駅丸の内南口などから出ています)にあります。

豊海側には原則ジュビリーといりすが係留されることが多く、ここにはなぜか引退済みのアワータウン?ユアータウン?らしき船も係留されてます。

 

最後はリバータウンです。

リバータウンは今のところ一番古い船舶で、2021年の初め頃まではまぁまぁ稼働してたようですが、春以降稼働してるのが確認できていないです。

不調なのか引退なのか分かりませんが、最近稼働していないので少し心配になります。

とりあえず2021年11月現在、公式ホームページの船紹介にはまだ載ってますが・・・

リバーとついている割にはお台場ラインにも意外と使用されてました。

ピンクの帯がチャームポイントです!

また元気な姿見れることに期待したいですね!

 

と言うことでお楽しみいただけたでしょうか?

今回は少しマニアックでしたが、是非東京に来たときは水上バスの旅も併せてお楽しみください!

 

ここで今後の予定について

まずはまだ未定情報ですが、中学時代の後輩友人(いつものH君ではありません)と

12月に三浦の方へドライブに行くかもしれないです。(UP主は免許ないので友人が運転担当になりますが・・・)

友人の許可が下りれば少し取り上げようと思います。

 

また1月には祖母が元気なうちに思い出作っておきたいとの要望で、

箱根温泉旅行に行く予定です。

そちらも可能であれば取り上げたいと思います。

 

いずれも今後の情勢次第にはなりますが、どうぞお楽しみに!
 

それでは次回もお楽しみに!