なごり雪 と 汽車 | 相場残日録(元相場師天の日記)

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プロの相場師「天」の引退後のブログ、残日録として記していきます。

横浜での5連休の最終日です。

 

思いのほかの雪!

桜も咲いているというのに・・・・・

数日前は この青空

 

なごり雪 ですね

 

今日 福井に行かなければならないのですが

これは大変と 天気予報を見れば

福井は 雨??

 雪降っているのは関東だけのようです。

不思議な天気ですね・・・・

 

「なごり雪」 といえば

若い人はご存じないかと思いますが

40代後半から上の方々には

「いるか」 の 「なごり雪」 でしょうね。

 

だだ。私個人的には 若いころ かぐや姫を

よく聞いていたので 伊勢正三(作詞・作曲者) の「なごり雪」

のほうが耳に残っています。

 

出だしの歌詞が 「汽車を待つ君の横で僕は・・・」

 

舞台は東京の駅の設定ですが、

「汽車・・・」 と言っています。

地方出身の方にはよくお分かりの話題だと思いますが

 

東京の方々は 汽車 というと蒸気機関車をイメージするようで

走っているのは 「電車」

33年前 九州から上京して、誰も 「汽車」 という言葉を使っていないのが

凄く 不思議な気がしました。

九州では JRの電車であっても 「汽車」 と言っていました。

私の誤解かもしれませんが

国鉄(JRよりもこちらの方が愛着ありますが) は 「汽車」

路面電車の市電や 菊池というところに熊本から通る 熊本電鉄

これを 「電車」 と使い分けていたような・・・

 

九州の人には 国鉄(JR)は 全て 汽車 だったような気がします。

ほかの地方も同じではないですかね??

かぐや姫の伊勢正三さんは 九州 大分の出身

だから、東京が舞台でも 「電車」 ではなく 「汽車」 だったのでしょうね

 

ちあきなおみ さんの 昭和47年のレコード大賞受賞曲に

「喝采」 

という名曲がありますが、

 

「あれは3年前、止めるあなた駅に残し

動き始めた「汽車」に ひとり飛び乗った・・・」

 

というフレーズがあります。

 

なごり雪 も 喝采 も

汽車 を 電車 にすると

詩 としては その趣がなくなってしまうと思います。

歌謡曲は そのほとんどが 電車ではなく 汽車 ですね。

 

地方出身者にしかわからないでしょうが

「汽車」

という言葉は

 

 なにか 遠くまで行ってしまうもの 

 

というイメージがあります。

 

凄く 郷愁 を誘う言葉なんですね・・・・

 

以上