蝉の声 | 相場残日録(元相場師天の日記)

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プロの相場師「天」の引退後のブログ、残日録として記していきます。

今年の夏は、やたら暑いですね・・・

私が夏を一番に感じるのは、蝉の声です。

 

37年前まで、18年暮した熊本での蝉は

まず、初夏に 小さいジーという鳴き声の可愛い「にいにいぜみ」

そのうち、大きな声のジーという「あぶらぜみ」の声

そして、夏の最盛期にはワシャワシャというけたたましい「くまぜみ」

夏休みが後半になると オーシツクツクの「つくつくぼうし」

つくつくぼうしの声は、「夏休みも後半か・・・」

と悲しい気持ちになったものでした。

遠出して、阿蘇の山に行くと カナカナカナの「ひぐらし」

街中でひぐらしの声を聴くことはなかったので、

ちょっと嬉しかったですね。

 

その後4年暮した福岡では

あまり「にいにいぜみ」は聞かなかったような・・・・

 

そして社会人になり暮してきた関東では

まず最初に印象的だったのは

ミーンミーン の「みんみんぜみ」がいる

それも「あぶらぜみ」と一緒に鳴いている!

実は、九州の市街地には「みんみんぜみ」はいないのですよ。

昆虫図鑑で見て知っていたけど、実際に聞いたことがなかった

「みんみんぜみ」の声、新鮮でした。

 

それと、びっくりしたのは

「くまぜみ」がいない!

 

関東には伊豆あたりまで行かないとくまぜみはいないそうですね・・・

 

そして、今暮す福井では

まだ、「あぶらぜみ」しか聞いたことがないですね・・

全体的に蝉は少ない??

という感じです。

 

日本という狭い地域なのに、蝉の声に

いろんな特色があるんですね。

 

しかし、そのうち 横浜でも

「くまぜみ」のワシャワシャの声が聞こえてきたりして

地球温暖化がもたらす影響は

蝉の声の地域性までも変えてしまいそうですね。

なんか、嫌だなあ・・・・・

 

以上