1歳半検診 | たからばこ

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ソトス症候群の息子「ソウ」と歩くのんびりゆっくり幸せな日常を綴ります!

2月入ってすぐ、あーちゃん1歳半検診にいってきました。


成長は早い方だと思っていたけど、会場でも1番喋ってたと思う💦



これまで


笑う  2ヶ月くらい?

首座り 3ヶ月くらい?

寝返り 3ヶ月10日

寝返りがえり 5ヶ月20日

ひとり座り 5.6ヶ月くらい?

ずりばい 6ヶ月10日

はいはい 8ヶ月くらい

つかまり立ち 8ヶ月

伝い歩き 8ヶ月

独り歩き 10ヶ月20日


発語は最初は11ヶ月くらいだった。


1歳半現在、60語くらい発語あり。


1歳1ヶ月くらいから少しだけ、2語文あり。


パパいない、アンパンマンいた、など。



特にこちらから働きかけていることはなし。


めちゃくちゃ構ってるわけじゃないし、

特別何かやってるわけでもない。



お兄ちゃんたちがいるからなんでもはやいね、と言って貰えるけど、


お兄ちゃん1人はしゃべんないし(笑)



ユウは、独り歩きは1歳2ヶ月、発語も1歳半の時は10あるかないかくらい。


普通か、少しゆっくりくらいだったけど、


その時は早く喋ってほしいな、どういうアプローチをすればいいかなと考えてた気がするけど、


なにをしたら早く歩くとか、早く喋るとかはそんなにないと思う。



個人差。これに尽きる。


とかいったら療育の先生とかに怒られちゃいそうだけど。


友達の子供が発語がゆっくりで、


保健師さんに「話しかけてますか?」

と聞かれてショックだったという話を聞いた。


あたりまえだろ、って。


話しかけないお母さんいないよー。


例えば、ただ、イチゴをはい、と渡すんじゃなくて、


赤くて美味しそうだね、とか、さんかくのかたち、とかたくさんの情報を言ってくださいね、って言われたんだって。



何も自分がしてないみたいな言い方で悲しかった、と。



根本的な障がいがなければ、療育しても、しなくても、いつか歩くし、いつか喋る。



ソウは中3で無発語。


小さい頃は色々やった。


PT、OT、ST、マカトン、音楽療法、、


どれも意味はあったし無駄ではなかったけど、


根本的に障がいがある、ソトス症候群だ、となると、やっぱり天井はみえるんだなとも思う。



実際ソウは喋らない。これからもそうだろう。


子供の可能性は無限。



これも間違いない。


でも、何やってもお金かけても喋らないソウに、がっかりはしない。



こんなに時間使ったのに、こんなに金かけたのに、とは思わない。



ソウと過ごす15年で、


喋ることや、1人でトイレいくことや、介助なしで食事することって、


そんな大事なこと?って思うようになった。



まずは元気に、笑って過ごしてくれてありがとう、だよねって。


命あってありがとうって。


もう色々するのに疲れたのもあるけどさ。



年々ハードルさがるわ(笑)



話が逸れました。


あーちゃん、10.6kg、83cm。


身長測ってもらった時、保健師さんに、背高いねって言われた。



確かに同じくらいの子達の中に入るとでかい。


身長は成長曲線のグラフ上のぎりぎりくらい。

体重はグラフど真ん中。


肥満度0%って言われた(笑)


肥満度100%の母からしたら羨ましい。



犬やバナナ、車などが書いてあるものをみせて、


わんわんどれ?バナナどれ?


って聞いて、指さしで答えるかというやつは、


聞かれたことに答えず、


これ!バナナ!とか、あ!ジュース!とか


好き勝手に話していたので△。


保健師さんには、指さしから、ひとつ次の段階に成長してるということ、と言われました。



積み木、4つ積む×2回披露。


ドヤ顔、拍手。


小さな巾着袋に片付ける、までやってた(笑)


隣のテーブルで積み木つんでた子に、拍手をおくる優しさもみせていた(笑)



紙とペンでお絵かきして、と言われて、ぐちゃぐちゃ書き○


まだマルは書けなかった。


早いと1歳半から○が書けるらしい。

まだ全然そんな感じではないな。


歯科検診、虫歯なし。噛み合わせ○。



総じて順調に育ってくれていました!




発語の早さや、成長の早さが、将来の頭の良さにはつながらないと思ってます。


私自身がめちゃくちゃ喋るの早かったようで、天才かもと期待したらしいけど、全く頭はよくなかった(笑)



私は小学校受験で私立の女子校に入学。


高校までエスカレーター式の学校だけど、中学の時に挫折というか爆発して、高校は都立に。



ミッションスクールなのに、多様性のたの字もない、めちゃくちゃ厳しい学校で。


神様はどんなあなたでも愛する、んじゃないのかよとつっこみたくなるくらい、


服装も髪型も皆同じ。個性はつぶされる。


勉強、勉強、勉強。


学期末の通知表には、成績は学年で何番目かハッキリと数字が出る。



勉強もできない。生活態度も悪い。


自分はダメだって、出来が悪いんだ、と毎日思わされていた。


ますます勉強いやになるし、


私は長いスカートや髪が肩についたらおさげにするより、


短いスカートはきたかったり、髪染めてみたかったり、ピアス開けたかったり、お化粧してみたかったり…


勉強よりオシャレに興味あるのって普通か、少なくとも変なことではないと思うんだけど、


その学校の中では、普通ではなかった。



中学3年間は、学校にも、親にも、反抗しまくってた。暗黒時代。



都立高校は今までいた世界とは真逆で、


自由で、個性大爆発して、色んな家庭環境の子がいて


(当時、小中を過ごした私立は、家庭環境も似たり寄ったり、大金持ちではないけど、どちらかというと裕福な家庭が多かった印象)


多様性、って言葉がぴったりだった。



みんながみんなを認めていた。



あーちゃんにも、ユウにも、頭が良くなくてもいいから、人それぞれの違いを認めて、受け入れることができる子に育ってほしい。







みーんな同じ、っていう学校生活を送っていたら、社会に出た時にどんなに衝撃をうけるんだろう。


ただでさえ我が家は障がいをもつ家族がいる、マイノリティだからね。



マイノリティとはいえ、


染色体異常を含めて、生まれつきの疾患や障がいをもつ赤ちゃんは、3~5%いる。


日本の人口からみた障がい者の割合は(子供ふくむ)


身体障害が3.4%


精神障害が3.3%


知的障害が0.9%



ソウみたいに重複してる障がいもあるけど、単純に国民の7.6%はなんらかの障がいをもっている。



100人いたら、7.8人の障がい者。


決して少なくはない気もする。



違いを認め合える世の中になるといいなぁ。