誰が決めるの? | 50歳からの人生を考える(笑)

50歳からの人生を考える(笑)

50歳からの人生をいかに楽しく充実したものにできるか。
そして後悔なく笑顔で死んでいけるかを考えて、実践するためのブログです。

昨日から、

左肩から首筋にかけての痛みがツライ( ;∀;)

寝違えたのか?

それとも一昨日のくるみのシャンプーに行く時に、

抱っこしていたのが原因なのか?

 

 

 

年齢的にも、

簡単には回復しないので、

今日はお天気も悪いことだし、

安静にしてのんびりすることにします。

 

 

 

 

 

 

 

昨日はまた、

父の施設に面会に行ってきました。

 

 

 

先週行った時に、

あまりにも父の言動がおかしくて心配になり、

その後オムツのことで連絡をくれた事務員さんに話したら、

看護師さんや往診の医師と話せるように、

機会を作ってくれたのです。

 

 

 

今回はたまたま、

よくこのブログにも登場する、

母親のように助けてくれるお隣のおばちゃんが、

「久しぶりに顔を見に行こうかな。」

と同行してくれることになりました。

ひとりで行くのは気が滅入るので、

本当にありがたいです。

 

 

 

ただ、

医師や看護師と話す予定なので、

長く待たせたり、

父の相手を任せっきりになっちゃうかもしれないと伝えたら、

「全然、大丈夫だよ!」

と言ってくれたので、

お言葉に甘えることにしました。

 

 

 

 

 

 

いつものように行きながらフルーツを買って、

10時50分頃に到着すると、

事務員さんが待っていて、

「お父さんのお部屋でお待ちください。」

と言われました。

 

 

 

恐る恐る父の部屋に入ると、

やはりベッドに横になっていました。

この数日は吐き気がひどくて、

食事も思うように取れず、

余計に起き上がるのがしんどいということでした。

下痢もしているようで、

オムツを使っているようでした。

 

 

 

でも話した感じは、

先週よりはずっとしっかりしていて、

おばちゃんのこともちゃんとわかって、

嬉しそうに近況報告を始めました。

食欲がないなら、

持ってきたフルーツは食べられないと思い、

持って帰ろうかと言うと、

「もしかしたら夜に食べられるかもしれないから、

 冷蔵庫に置いていけ。」

と。

どうやら食べたい気持ちはあるようで安心しました。

 

 

 

そのうちに、

「娘さんは先に医師とお話ししましょうか。」

と、スタッフの方が呼びに来ました。

どうやら父には聞かせたくないようで、

部屋から出て、

廊下のソファーで医師や看護師さんとお話ししました。

 

 

 

 

 

医師は、

「今後の治療はどうしますか?」

と聞いてきました。

 

 

 

これは父が病院に行き始めた時から、

どの医師にも必ず思っていたことですが…

 

 

『何故、本人に聞かずに私に聞くんですか??』

 

 

父は自分が前立腺がんで骨転移があることもわかっています。

まだギリ(?)ボケていないですし、

治療を受けるのは父なので、

父がどうしたいのか確認する必要があると思うのです。

それなのに皆さん、

父を通り越して私に質問するのはおかしいのではないですか。

 

 

 

父の気持ちは私にはわかりません。

父の体の症状も、

何が辛くて、

何を改善したくて、

何を優先したいのかもわかりません。

それを私に聞かれても、

わからないし決められないし、

どうにも出来ないのです。

 

 

 

 

 

「もう何度か、

 病院の専門医を受診するように言ったのですが、

 のらりくらりかわされています。」

「このまま何もしないと、

 1年ももたないと思います。」

 

 

 

そう言われても、

父が病院に行く気がないのに、

無理やり連れて行くことは私にも出来ません。

そしてそのような余命宣告をすることも、

私にはとても難しいことです。

私の意志で病院に連れて行き、

私の意志で治療を決め、

私の責任で父の余命を決めろと言うのでしょうか。

 

 

 

医師にしたら、

自分は泌尿器科の専門医ではないから、

ちゃんと専門医に診てもらって、

「もう手の施しようはありません。

 このまま緩和ケアに進むしかありません。」

というお墨付きをもらいたいのでしょうか。

 

 

 

もし私が末期がんなら、

自分の治療は自分で決めたいし、

自分の余命もちゃんと教えてもらいたいです。

この医師の考え方なのか?

ここが老人ホームで認知症の方が多いからなのか?

それとも男性は考え方が違うのかしら?

もしかして、

『何歳以上になったら親の治療は子供が決める』

って、

医療界のガイドラインに書いてあるのかしら?

 

 

 

そんな風に憤っても、

まさか医師に言える訳もなく…。

納得いかない気持ちで、

とりあえず、

「家族と相談します…。」

とお返事して、

医師との話は終わりました。

 

 

 

また人の命を左右する決断をしなければならないのか…

もうキャパオーバーなんですけど💦

 

 

 

 

 

その後に、

施設の看護師さんとお話ししました。

 

 

 

施設の看護師さんは医師とは少し考え方が違って、

「私は無理に病院に行く必要はないと思っています。

 お父さんと話していて、

 積極的な治療を希望しているようには思えません。」

「でも医師は無駄な事は言わないと思うので、

 専門医に診てもらって、

 少しでも今の症状が改善する可能性があるなら、

 一度行ってみるのもいいかもしれませんよ。」

と言ってくれました。

 

 

 

父の話をよく聞いてくれているようで、

私の気持ちも理解してくれているようでした。

そして

「このお話を記録しておいていいですか?

 他の看護師にも共有して、

 今後のことも相談していきましょう。」

と言ってくれました。

 

 

 

病院での検査や、

待ち時間の長さが、

今の父には大変だろうと思うと悩みますが、

確かに現状を把握する必要はあるかもしれません。

何とか父を説得して、

現在の吐き気と下痢が落ち着いたら、

病院を受診することになりました。

また来週にも、

父の体調伺いに行ってきます。

 

 

 

 

 

 

帰ろうと車に乗ると、

スタッフさんが慌てて追いかけてきました。

はじめましての新しい相談員さんでした。

 

 

 

「お父さんが下痢が続いているので、

 オムツを使わせていただきたいのですが…。

 オムツはまた契約されますか?」

 

 

 

それは先日、

事務員さんがお電話くださって聞いていました。

オムツは施設の提携業者さんと契約して用意してもらう方法と、

自分で買って届ける方法があります。

実はこのオムツの契約で少しトラブルがありまして…。

 

 

 

 

 

 

入居の契約に行った時に、

アメニティやオムツなどの付属の契約もしました。

オムツは使うかどうかわからなかったけど、

とりあえず使う可能性もあると思って契約していました。

『一日いくら』

という契約なので、

使った日割りで請求されると聞いていました。

 

 

 

父は病院ではオムツを使っていましたが、

施設では使っていませんでした。

それを私は知らなくて、

ずっとオムツ代を払っていたのですが、

ある時にふと父に確認して、

入居時から一度もオムツを使っていなかったことを知りました。

昨年の10月のことでした。

 

 

 

事務員さんにその旨を伝え、

契約している会社に確認してもらうようにお願いしました。

それでも相変わらず引き落とされていて、

年末に再度お願いして、

やっと2月に契約会社から連絡が来て、

「8月分からの〇ヶ月分を返金します。」

とお返事もらえました。

ところが4月末現在、

未だに返金はなく、

個人的にオムツの契約は躊躇する気持ちがありました。

 

 

 

相談員さんにまだ返金がない事を伝えると、

「まだですか? 

 信じられない!

 それは信用できないのも当然です。

 私から再度強く伝えます。

 オムツはぶっちゃけ買ってきた方が安いです。」

と教えて下さったので、

そのまま目の前にあるドラッグストアへ行って購入してきました。

 

 

 

とりあえず1週間分ということで、

リハビリパンツを2パックほど。

来週また来た時に、

様子を聞いて買いに行けばいいと言ってくれました。

 

 

 

相談員さん、

以前の方より行動力があって、

とってもいい方です。

良かった。

いろいろあって、

ちょっと不信感が湧いてきていたけど、

何とか大丈夫そう。

今回の介護保険の更新で要介護3になったら、

思い切って特養に行くことも考えたけど、

このまま最後までここでいいかもって思い直しました。