90年代に入ると新たなクリムゾン再生の動きがありました。
当初は、フリップはヴォーカルに元ジャパンのデヴィッド・シルヴィアンを
考えていた様ですが、1993年に参加は叶わずとも共演は実現しました。
同時期の来日公演を見に行きました。
David Sylvian & Robert Fripp - God's Monkey
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翌年に、80年代のメンバーに若手のトレイ・ガンとパット・マステロットを
加えた6人編成でEP「ブルーム」を発表。
「レッド」を彷彿とさせるアプローチに多くのファンが良い意味で悲鳴を
上げました。
1995年にはフルアルバムの「スラック」をリリース。
6人体制の一応の完成形となりました。
King Crimson - VROOOM / Coda: Marine 475
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King Crimson - THRAK
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その後、次なるアイデアを求めてプロジェクトの名のもとに
様々なメンバー構成でアルバムを発表していきますが、決定打になる
テーマが見つからず、結局、トニー・レヴィンとビル・ブラッフォードが
脱退する事態になってしまいました。
ProjeKct One - 1 ii 1 (December 1, 1997)
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紆余曲折あったELPのメンバーが90年代に入り、ようやく合流して大きな
話題となりました。
奇をてらわずスッキリしたサウンドなのは時代でしょうか。
来日公演は超満員でした。
ただ、復活二枚目の「イン・ザ・ホットシート」になると
何とも中途半端な作風になってしまい、人気も急降下してしまいます。
結果として、これがグループとして最後のスタジオ・アルバムになりました。
ELP - Black Moon (Official Music Video)
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ELP on Tonight Show 1992 Paper Blood & Fanfare
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Emerson, Lake & Palmer - Tiger in a Spotlight (Live) [Official Audio]
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Emerson, Lake & Palmer - Hand Of Truth (Official Audio)
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お家芸のメンバー・チェンジは多数あったものの、90年代に一番精力的に
活動したのはイエスでした。
ABWHのジョン・アンダーソンは、セカンド・アルバム用の曲数が足りないので
トレヴァー・ラヴィンに楽曲提供を依頼します。
クリス・スクワイアがコーラスで参加する事も決まり、最終的には
90125イエスと共同で「結晶」というアルバムが生まれます。
この8人イエスのツアーはアルバムの出来以上に話題となり来日公演も大盛況でした。
Yes-Lift Me Up
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8人組が何時までも続く訳もなく、BWHが抜けて90125イエスが残りました。
トレヴァーが作曲やプレイだけでなくプロデュースにも相当力を入れた
「トーク」は自信作だったと思いますが、考えていた様な成果を上げられず
トレヴァーは自ら身を引きます。
Yes-THE CALLING
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Yes-ENDLESS DREAM a)SILENT SPRING b)TALK c)ENDLESS DREAM
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トレヴァーとトニー・ケイの後釜は、超安定路線のスティーヴ・ハウと
リック・ウェイクマン。
今なら狂喜乱舞でしょうけれど、当時はあまりにも当たり前の人事に
若干の違和感と言うか、これでいいいの?感もありました。
ライブとスタジオ作を合わせた「キーズ・トゥ・アセンション」の1と2を
出しましたが、個人的にはあまり思い入れはないアルバムです。
Yes - Mind Drive
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思い返せば、スティーヴはここからイエスの看板を守っている事になりますね。
リックは、またもや離脱。
97年にはビリー・シャーウッドが加入して「オープン・ユア・アイズ」
を発表。元々は、ビリーとクリスのユニットを発展させたものの様です。
が、セールス、チャート的には惨敗。
Yes-Open Your Eyes
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1999年、キーボードに前作にも参加していたイゴール・コロシェフを
正式メンバーに迎え、原点に立ち返った様なアルバム「ラダー」を発表。
良い意味でイエスらしい作風で高評価だったのですが、作品発表後
ビリーとイゴールが脱退してしまいキーボードを弾けるミュージシャンが
いなくなってしまいました。
Yes-Homeworld (The Ladder)
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Yes - Lightning Strikes
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1990年に豪華メンバーを迎えて「ザ・ウォール~ライブ・イン・ベルリン」を
リリースしたロジャー・ウォーターズは、久しぶりの新作「死滅遊戯」に着手します。
ゲスト・ギタリストはジェフ・ベック。ファーストの「ヒッチハイクの賛否両論」
ではエリック・クラプトンがギターを弾いていましたが、相性的にはジェフの
方が良い気がします。
個人的には、ロジャーのソロの最高傑作です。
ただし、ツアーは行われませんでした。
Roger Waters - What God Wants, Part I (Digital Video)
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対するピンク・フロイドは94年に新作「対」を発表しました。
これは評価が難しいアルバムですね。
ピンク・フロイドがピンク・フロイドを演じている感じとでも言いますか、
世界観にのめり込めないんですね。
ただ、リック・ライトも復帰したツアーは大盛況でライブアルバム
「P.U.L.S.E」もヒットしました。
Pink Floyd - High Hopes (Official Music Video HD)
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Pink Floyd - Take It Back (Official Music Video HD)
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最早、90年代のジェネシスには興味がなかったので語れません。
91年に発表された「ウィ・キャント・ダンス」はフィル・コリンズが参加した最後の
アルバムとなりました。
Genesis - I Can't Dance (Official Music Video)
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その後、ヴォーカルにレイ・ウィルソンを迎えてアルバム
「コーリング・オール・ステーションズ」を発表しますが不発。
再結成のツアーなどを除けば、ジェネシスはこのアルバムで幕を下ろしました。
Genesis - Congo (Official Music Video)
ピーター・ガブリエルは、90年代になっても好調を保っていて
アルバム「US」も売れました。
最初はマニアックな存在だったのに、この頃にはすっかりメジャー・アーティスト
ですね。
Peter Gabriel - Digging In The Dirt
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