ハーフオフィシャルみたいな感じで良質なライブ盤を次々と発表している

Alive The Liveシリーズからフォーカス全盛期のライブ音源がCD化されました。

73年3月の米国公演を収録したものでアット・ザ・レインボウと同じ時期の

ツアーなのでバンドのテンションは高いです。

セットリストもほぼ同じで、中盤に「アノニマスⅡ」が収録されている

コンサートの完全版です。

アット・ザ・レインボウを聞き慣れているので、ちょっとした違いが

面白いですね。

マニア向けかもしれないけれど、ファンなら手が出てしまうかな

と言った一品です。

残念ながらユーチューブに音源はありませんでした。

 

 

ハーフオフィシャルみたいなやつかと思っていたら公式盤みたいですね。

パトリック・モラーツが加入してから二度目の、そして最後のツアーを

収録したライブ・アルバムです。

リレイヤーと海洋地形学の物語の楽曲を中心にしながら

「シベリアン・カートゥル」や「ラウンドアバウト」などの代表曲も含み

モラーツやアンダーソンの珍しいソロ曲も演奏されます。

ラストはビートルズの「アイム・ダウン」でフィニッシュ。

パトリック・モラーツのイエス在籍期間は短いので、それだけで価値がありますが、

とにかく、ドラムのアラン・ホワイトのキレがすざまじく、全盛期のプレイが

聴けます。

過去曲も完全に自分の色に染めています。

逆に、パトリック・モラーツは自分がリーダーではないのと、既に出来上がっていて

自分が関わっていない曲が多いので実力を発揮しきれてない部分も見受けられます。

だから、その後、ソロに転向するのでしょうけれど。

音質は、ブートなら最高ラングのレベルです。

貴重な音源である事は間違いないのでイエスのファンやモラーツのファンなら

買って損はないと思います。


Sound Chaser
https://www.youtube.com/watch?v=m25nMX3_xFE&list=PLIM4qJ_xPqJU&index=3

The Gates of Delirium
https://www.youtube.com/watch?v=rRqJd7Olq0w&list=PLIM4qJ_xPqJU&index=4

The Story of I (Excerpt)
https://www.youtube.com/watch?v=1QG8n9H2ozw&list=PLIM4qJ_xPqJU&index=8

Ritual
https://www.youtube.com/watch?v=1I6G18CnE8c&list=PLIM4qJ_xPqJU&index=11

Roundabout
https://www.youtube.com/watch?v=qyDxkmZfJb0&list=PLIM4qJ_xPqJU&index=13

I'm Down
https://www.youtube.com/watch?v=hKrrndr2nms&list=PLIM4qJ_xPqJU&index=14
 

 

ジョン・レノンが亡くなってから約7ヵ月の1981年6月に発表された

ソロ・アルバム。

今回、45周年記念盤として再発されました。

ジャケットには、テーブルの上に置かれた血の付いた眼鏡と水の入ったグラスが

写っており、ヨーコらしいセンスと言えばそうなのですが物議をかもしました。

時期的にメロウな楽曲が多く収録されていますが、中でも「哀しみにさよなら」は

メロディーメイカーな側面を発揮したバラードの名曲です。

そうかと思えば、イントロに銃声と叫び声が入る「ノー、ノー、ノー」みたいな

曲を平然と入れてしまうのもらしいと言うか、やはりヨーコは前衛芸術家

なんだと思い知らされます。

ボーナストラックは、三曲。

「ウォーキング・オン・シン・アイス」は当時シングルで発売された楽曲で

非常に尖った印象を残します。

ジョンが亡くなっていなければニューウェイヴ色の強いソロを発売して

いたのではないかと思わせます。

ヨーコ・オノと言えば、曲中に延々と叫んでいるイメージがある人も多いと

思いますが、このアルバムはそう言った事もなくジョンの死をもがきながら必死に

乗り越えようとするヨーコの姿が垣間見れる名作です。

ジョンは、自分が死んでも音楽を続けたヨーコを支持したと思います。



Yoko Ono - Season Of Glass (Full Album )
https://www.youtube.com/watch?v=k8e9Vhm-Fy8&list=RDk8e9Vhm-Fy8&start_radio=1

 

 

最近購入した洋楽CDをレビューしていこうかなと思います。

最初は、「KING CRIMSON 1974 PENN STATE UNIVERSITY」

1974年6月29日ペンシルベニア州立大学で録音されたライヴ盤です。

90年代に発売されたライヴ・コンピレーションボックス『THE GREAT DECEIVER』に

「Easy Money」と2つのインプロビゼーションが収録され、

2013年発売のボックスセット『THE ROAD TO RED』にて現存するライブ音源の

すべてが発表されていますが、単体でリリースされるのは初めての事です。

同公演から2日後に行われたセントラル・パーク公演の「21st Century Schizoid Man」

の録音も追加収録されています。

ボックスを除けば、この時期のライヴの最高峰は「ザ・ナイト・ウォッチ」に

変わりありませんが、こちらも良いライヴです。

全体的に、少々荒っぽい演奏の様な気がしますが、それが凶暴さを演出している

感もあります。

ともかく、良質なライヴが手軽に聞けるようになったのは朗報ですね。


Larks' Tongues In Aspic Pt. II
https://www.youtube.com/watch?v=R_AINch4Ovo&list=PLrRNJEB_vQPQEJKzoJWaw5ptF877VVB_O&index=2

Lament
https://www.youtube.com/watch?v=K9U9MeqsANo&list=PLrRNJEB_vQPQEJKzoJWaw5ptF877VVB_O&index=3

Fracture
https://www.youtube.com/watch?v=uNP7QfLQGjY&list=PLrRNJEB_vQPQEJKzoJWaw5ptF877VVB_O&index=9

Starless
https://www.youtube.com/watch?v=ZvlqmaYw65E&list=PLrRNJEB_vQPQEJKzoJWaw5ptF877VVB_O&index=10

 

FOCUSで10曲のみを選ぶのは難しいですが

今回は70年代のみに絞って選んでみました。

所謂、ヤン・アッカーマン在籍時ですね。

Focus - Focus (Instrumental)
https://www.youtube.com/watch?v=3xkio4fjhag&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=1

ヤンが後から合流した事もあって完成度は飛躍的に高くなりましたが、

まだ方向性が決まっていない部分もあるデビュー作から。

わざわざインストと記載があるのはヴォーカル・ヴァージョンが

存在するから。

ヤンのギターが炸裂するこちらの方が圧倒的に出来が良い事から

恒例となったフォーカス・シリーズの第一作として認知される事になります。

Focus - Hocus Pocus
https://www.youtube.com/watch?v=MV0F_XiR48Q&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=9

出世作となったセカンド「ムーヴィング・ウェイブス」より。

邦題は「悪魔の呪文」。強烈なインパクトを持った楽曲で

この曲でバンドを知った方も多いと思われます。

Focus - Focus II
https://www.youtube.com/watch?v=WApJicCFZTc&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=13

セカンドより。

個人的には、フォーカスの最高傑作(アルバムは次作)。

ひたすら美しい。

Eruption - Focus
https://www.youtube.com/watch?v=JvHWl7Bx9kw&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=14

こちらも同じくセカンドから。

組曲「イラプション」のなかでもヤンのギターがメインの「トミー」が

特に素晴らしいです。名演の一つ。

Focus - Round Goes The Gossip
https://www.youtube.com/watch?v=ZNOcy3Ur05g&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=15

アルバムとしては最高傑作の「フォーカスⅢ」より。

ジャズテイストのユニークな楽曲。

バンドとしての余裕が感じられます。

Focus - Sylvia
https://www.youtube.com/watch?v=P0ly_bCQ2dY&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=17

美しいメロディーを持った曲で非常にファンに人気が高い曲。

ギターが歌っています。

Focus - Focus III
https://www.youtube.com/watch?v=xCqDZMqd4XY&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=19

ヤンのヴァイオリン奏法が美しくライブの定番曲。

アルバム発表時のツアーではオープニングナンバーでした。

Focus- Hamburger Concerto
https://www.youtube.com/watch?v=vgSxGaW1OjQ&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=28

四作目の「ハンバーガー・コンチェルト」のタイトル曲。

力作。

グループで一番プログレらしい一曲かもしれません。

Focus - No Hang Ups
https://www.youtube.com/watch?v=yzbtxJS2vAk&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=39

「マザー・フォーカス」から。

とにかく、ヤンのギターの音色が美しい。

ソロになっても取り上げている名曲。

Focus - Focus V
https://www.youtube.com/watch?v=27uhBtNl2EQ&list=PLC5BF1F41B5E8FF23&index=44

未発表曲集「シップ・オブ・メモリーズ」より。

こちらもヤンのギターが切なくて素晴らしい。

オリジナル・アルバムに収録されたらもっと注目されたのではないかと

思います。

ただ、Focus Vとタイトルが付けられているので、その計画はあった

のでしょうね。

埋もれた名作。
 

 

9月3日、木曜日。

先月、予約して行かなかったために時間的に無理になってしまった

ロン・ミュエク展へリベンジしに行ってきました。

今回は、事前予約済み。

午後2時半頃に六本木ヒルズに到着して森美術館へ。

予約時間の午後3時に中へ。

ロン・ミュエクとは、広い意味では彫刻家と言って良いでしょうが、

人間を映画の特殊メイクの様にそこに存在するかのように非常にリアルに

表現して制作します。

リアルが故に寡作な作家で、現在までに50点ほどしか制作されていません。

その中から選りすぐりの11点が集められています。

前回の展覧会が金沢だったので関東での大規模な展覧会は初なのでは

ないでしょうか。

見る前からどんな作品が展示されているか分かっている展覧会は

初めてでしたね。

ただ、写真や動画と本物ではかなり見え方が違いました。

作品の主人公は目を合わせず笑顔もなく、怒ったり憂欝そうな表情をしています。

その説明が一切ないのと、サイズ感が独特なのが大きな特徴です。

巨大な女性がベッドに横たわっている「イン・ベッド」や巨大な頭蓋骨

100個が積み上げられている「マス」などの迫力は写真でない本物の迫力

があります。

おじさんの天使が憂鬱な表情をしている「エンジェル」は個人蔵なので

次回はいつ見られるか分からない貴重な作品です。

真っ暗な部屋に男性の顔が浮かび上がってくる「ダーク・プレイス」は

入り口が狭く二人までしか同時に鑑賞出来ないので長蛇の列でした。

まぁ、全体的に夏休みが終わった平日の昼間とは思えないほどの人出でした。

観客の平均年齢は若い感じがしました。

撮影可能だった事もあって女性同士やカップルなどペアで来ている人が

多かった気がします。

「マス」の頭蓋骨の前で記念写真を撮る女性が沢山いたのも面白い

現象だなと思いました。

一個一個が大きいので気持ち悪さを感じにくいのでしょうね。

このユニークな展覧会は、今月のシルバーウィーク(23日)までなので

休日にゆっくり美術鑑賞などいかがでしょうか。

『ロン・ミュエク展』ハイパーリアル彫刻の魔力
https://www.youtube.com/watch?v=opv67RXDFys&t=463s

 

サカナクションのツアー「透明」開催を記念して「怪獣/いらない」がCD化された。

透明の特殊パッケージ。

2曲の他に怪獣のコーネリアス・リミックス、いらないの石野卓球リミックス、

いらないの女性ヴォーカル(川床明日香)をフューチャーしたピアノ・バージョン

が収められている。

これだけでも豪華なのだが、ファンクラブ限定盤は更に凄い。

今年4月にファンクラブ会員限定で行われたライブの映像が付いてくる。

ファン投票の10位から1位までを演奏する企画性の強いライブで

フェスなどでは出来ないセトリだ。

なかなかマニアックなので怪獣新規の方などは戸惑うかもしれないが、

沼るきっかけになるかもしれない。

フルなのでヴォリュームもたっぷりでシングルを買ったと言うよりは

新作のブルーレイを買った気分になる。

どう考えても、ファンクラブに入ってでもこちらの方がオススメです。