異常な暖かさは却って災難 | ソ連風来坊のブログ

ソ連風来坊のブログ

台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道

地球温暖化の影響はすでにロシアまでに広がってきた。

写真は今月上旬、モスクワにある公園の様子。緑が残っていて人々の薄着姿が目立つ:

 

普段、雪も降るはずだが、当時の最高気温が十数度くらいに達したそうだ。摩訶不思議!

暖かくなって快適だけど、不祥事にもつながった:

 


ノヴゴロド州では、突風“アメリ”(Амели)の影響で局地な豪雨が降り、一部では水害が発生した。

 

とりわけ、田舎の場合は被害が酷かった。

夏のシベリア各地の水害に続いて又も起きた。今年のロシアは本当に水害の多い一年だった。

秋の水害は夏よりもずっと辛かったようだ。後の冷え込みによって浸水した部分が凍結したら後始末はもっと大変だ。

平年通りに寒くなったらこんな災難にはならないはず大雪が降っても豪雨よりはずっと対処しやすいらしい。


“暖かすぎるとやばい!”、他の地域でも類似する言い方がある。

昔、モンゴル滞在中、年寄りの方がこう話した:
冬の寒さが必要だ!なぜならば寒くなると(氷点下15度以下)黴菌がなくなり空気も清い。暖冬になると風邪が流行りすぎてうつしやすい”

酷寒の地域の方にとって暖冬が良いと多くの人々が思うかもしれないが、暖かすぎると却って困る!いろんな災難につながりやすいようだ。

やはり自然の規律が一番バランスを壊してはいけない、というような気がした。


参照した資料はこちら:

https://www.1tv.ru/news/2019-11-10/375454-v_tsentralnyh_regionah_rossii_temperatura_okazalas_na_desyat_gradusov_vyshe_normy

https://www.1tv.ru/news/2019-11-07/375301-srazu_v_neskolkih_rossiyskih_regionah_ustranyayut_posledstviya_tsiklona_ameli

https://www.vesti.ru/doc.html?id=3208313 

https://eadaily.com/ru/news/2019/11/06/v-novgorodskoy-oblasti-rezhim-chs-osadki-razmyli-dorogi-i-podtopili-doma 

https://www.1tv.ru/news/2019-11-09/375417-v_novgorodskoy_oblasti_vozroslo_chislo_otrezannyh_ot_mira_naselennyh_punktov

https://onf.ru/2019/11/11/aktivisty-onf-pomogayut-zhitelyam-novgorodskoy-oblasti-postradavshim-ot-razrushitelnogo/

https://www.msk.kp.ru/daily/27056.7/4122676/

 

応援、宜しくお願いします:

にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
にほんブログ村