映画感想『アーティスト(2012)』 | 15人の転校生と同時にぶつかる事はできるのか?
- サイレント映画とトーキー映画への移行期を舞台に、落ちぶれつつあるサイレント映画のスターとトーキー映画のブームに乗って大スターになった女優の恋愛を描いた、2011年の映画。前編白黒で、かつほとんどのシーンがサイレントというのが話題になったらしく、同年のアカデミー賞も受賞している。
- サイレント映画って実は見たことがなくて、これが初めて。最初それを知らずにAmazonVideoでレンタルしてしまい、さすがにきついかなと思って返金を考えたけど、見始めたら最後まで一気に見れてしまった。
- 特に印象に残ったのは以下
- ペピーがジョージのスーツに片腕を通し、一人で抱かれる様子を再現していたシーン
- 夢の世界で物音や他人の話声は聞こえるが自分の声だけでなくなるシーン
- 使用人のクリプトンに首を言い渡した後、しばらくは車の前で待っているのに結局いなくなってしまうシーン
- ジョージの自殺未遂を二度に渡り救ってくれるペットの犬。かわいい
- ラストのタップダンスと、その後監督らの声が普通に出てくるシーン
- 気になったのは、妻のドリルに対して冷たすぎないか?ということ。作中以前に何があったのかはわからないけど、少なくとも作中でドリルはジョージに対して特に何もしていないように見えたので。
- 個人的にはサイレント映画に対する物珍しさからそれなりに楽しく見れた。ただ1.5倍速で再生してのものだから普通に見ていたら退屈だったかもしれない。
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