ゲーム感想『Project Wingman(2020)』 | 15人の転校生と同時にぶつかる事はできるのか?

15人の転校生と同時にぶつかる事はできるのか?

映画やゲームなどの感想を書くブログです。ネタバレには一切配慮しません。

15人の転校生と同時にぶつかる事はできるのか?
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/yume/1365931590/
ここから移転してきました。

  • ポストアポカリプスの世界を舞台に、傭兵部隊のパイロット「モナーク」となって、カスカディア独立を支援する、エースコンバット風のフライトシューティングゲーム。
  • 去年やったエースコンバット7がとても面白かったので、似たゲームないかなって調べてすぐ見つかったのがこれ。もう長いことエースコンバットみたいなゲームはエースコンバットしかないという状態だったらしいのでこのゲームは特に注目されたらしい。
  • 難易度はハードで、とりあえずメインミッションをクリア。プレイ時間は15時間くらい。

よかったところ

  • エースコンバットそのもののプレイ感覚。
    • 単純に飛行機を動かしているだけでも他のジャンルでは得られない新鮮な感覚が得られて楽しい。
    • ちゃんと敵と向きを合わせた上でミサイルを撃って当てられると自分の実力で当てた気になれてとても楽しい。
  • エスコン7に比べると敵のロックオンが激しい印象を受けた。敵の数そのものが多いのだろうか。ずーっと警告音が鳴り続けるので、これ攻撃のチャンスないじゃんってちょっとストレスに感じていたんだけど、それすらも慣れてくるとなんとでもなってしまう。「自機との距離がすごい勢いで離れていくターゲットはこちらに後ろを向けているってことなんだからそいつを狙えばミサイルがまっすぐ飛んで当てやすい」ということに気づけてからは自ら敵の群れに突っ込んでいくようになってしまった。
  • エスコン7になかった要素として迎角リミッタというのがある。要するに急ブレーキのことで、素早く自機の向きを変えられるようになるんだけど、これで連続攻撃ができるのが楽しい。
    • 敵の群れに自ら飛び込んでいくのが楽しいのはこれがあるからってのもある。
  • このゲーム、「ランク」が存在しない。どんなプレイングでもクリアできさえすればみんな同じというのが気楽。

きになったところ

  • チュートリアルがない。エースコンバット7も相当不親切なゲームだと思っていたけどこれはそれに輪をかけて酷い。もっとも、エスコンをやったことがあれば問題ないんだけど。
  • ストーリーがぜんぜんわからなかった。プレイ中は字幕なんか読んでいられないのでキャラの会話を追いかけられない。あとミッション開始前のブリーフィングもテキストをスキップできずボイスを最後まで聞かないといけないのがかったるすぎて、最後の方は飛ばしてしまった。
  • このゲームは最初から最後までシンプルな空戦ミッションしかない。この点は肯定的に評価されることが多いようだけど、エスコン7でよく批判されるギミック要素が僕は嫌いではなかったので少しはそういうのが欲しかった。特にイライラ棒的な、狭い道を通るミッションはやりたかった。
    • ラスボスのレールガンやプラズマ爆弾のバラマキが設置兵器みたいに機能していて、これをかわすような飛行を強いられるけど、これが狭い道をうまく通っていくエスコンのミッションみたいで楽しかった。

その他、まとめ

  • 面白かった。2周目以降選べる難易度「傭兵」も多分やると思う。

20231119追記

  • 高難度モードの「傭兵」をやった。プレイ時間は22時間になった。
  • 2周目専用のPW-MK.1を解放してみたら冗談みたいに強くて、1周目よりもむしろ簡単になってしまった。開始直後に高所に移動して上からマルチロックミサイルを撃っているだけで終わってしまう。従来の機体が4機同時とかそういうレベルなのにPW-Mk.1のは画面に映っている敵全員にロックできてしまう。1体1であってもすごい勢いでミサイルを吐いてくれるので当てやすいし連続ヒットしてるのか高威力でボスに対しても強い。レールガンや機銃も強いし小回りは聞くしで何もかもが強かった。
    • 従来の機体だとクリムゾン小隊に全然攻撃が当てられないなどかなり苦しい。従来の機体とPW-mk.1の間くらいの機体があれば難易度的にはちょうどよかったのかもしれない。高難度モードをやっておいて「ちょうどいい難易度」を求めるのはおかしい気もするけど。